こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
闇の師弟決着
ミスト消滅！！
自分が育てたヒュンケルの体の中で。
ヒムの言う通り、この最後は本望だったのかもしれません。
ミストとヒュンケルの関係。
それは闇の師弟とも言うべき間柄でした。
なぜミストバーンは、アバンの元を去ったヒュンケルを拾い育てたか。
ずっと謎ではありました。
今回それが明らかとなったのです。
バーンの肉体に代わるスペアとするため。
すなわち、ミストにとってヒュンケルの人格は一切興味なかったのです。
自分にとって最適な存在に育てる。
これがミストがヒュンケルを弟子として育てた理由。
あくまで自分のためでした。
ミストにとってヒュンケルは“道具”
それに対して……
アバンにとってヒュンケルは“誇り”
ヒュンケルはアバンを殺したいほど憎んでいました。
しかし、アバンはそれをすべて知っていました。
にも関わらず、ヒュンケルは今でも大切な一番弟子。
ミストとは対照的に、アバンはヒュンケルの人格しか見ていません。
ヒュンケルに戦士としての指導をしました。
しかし、アバンはだからといって彼に戦いの人生を望んでいたわけではないのです。
ヒュンケルに生きてほしかった。
その願い通り、今再び生きて勇者と行動を共にしている。
そんな一番弟子だから、アバンにとってヒュンケルは“誇り”に決まっているのです。
真正面からミストバーンとヒュンケルが切り結ぶのではなく、２人の因縁の決着をこのような形でつけたのは見事としか言えません。ダイの大冒険という物語が何よりもテーマ性を大切にしているのがわかります。
絶技！天地魔闘
何が起こったんだ！？
一瞬。
あまりにも一瞬でした。
ダイは今自分が放つことができる最強技ギガストラッシュで立ち向かいました。
それを大魔王は……
ぼうぎょ
こうげき
じゅもん
の３動作で迎え撃ったのです。
これが天地魔闘の構え。
真・大魔王だけが使える究極の奥義。
ここに飛び込もうならダイでさえも、一瞬で迎撃されてしまうのです。
激突の前のこのセリフの通りになってしまいました。
老バーンの時は２回行動だったのが、真の姿になると３回行動になる。
これはドラクエのラスボスあるあるですね。
さて、ダイの肩を切り裂いたカラミティエンド。
これだけ、３つの動作の中で初出の技です。
「カラミティ」と付いているので、カラミティウォールと同様、暗黒闘気の技なのでしょう。
カラミティウォール並の暗黒闘気を１点に集中させた手刀。
破壊力は容易に想像が付きますね。
まさに最強の剣。
最強の技を破られた勇者ダイはどのように立ち向かうのでしょうか。
今、再び絶体絶命！！
小ネタ
生きとったんかい！！！ワレェ！！！
ちゃんとしめるところは〆るポップでした。
ラーハルトとも信頼関係を築けている描写好きです。
ギガストラッシュ
ここ走るのね！！
ハドラー戦は飛んでたような（笑）
ドラクエ要素解説
強敵との戦い方
真の姿を現したラスボス。
または、初めて遭遇するボスモンスター。
こういった敵に対して、プレイヤーのあなたはどんな手段に出ますか？
おそらくほとんどの人は、ダイと同じでしょう。
とりあえず自分の最強の技をぶつけてみる。
RPGの定石とも言えるこの選択。
大魔王も言っていましたが、メリットだらけです。
最強の技がどれだけのダメージを与えられるか
これがわかれば、この戦い勝てるかどうかの見通しが立てられます。
もっと言うなら、パーティー全員が今できる最強の技を放つのがベストです。
初手でバイキルトやスクルトで、ステータスを固めるという戦い方もあると思います。
しかし、まずは相手のレベルを図るというのが一番大切。
おそらくダイはこの定石を、双竜紋による戦いの遺伝子で瞬時に選び取ったのでしょう。
まさに、竜の騎士の直感恐るべし！でした。
書いていて思いましたが、ダイの場合だとパーティーが２人しかいないかつ、レオナの使える呪文に補助系が無いことを踏まえるとこの戦法を選ばざるを得なかったのかもしれません。
次回の見どころ
絶体絶命！！
大魔王を追い詰めたところから、一転。
一瞬でここまで危機に陥るとは。
ポップたちは果たして間に合うのでしょうか！？
いよいよ総力戦です！！！
