こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
すべてを超える一太刀
ちょっっと!!!!!!
このアニメオリジナル演出考えたの誰だ!!!!!
かっこよすぎるだろ!!!!
ギガストラッシュをここまでかっこよく演出してくれるなんて。
ありがとうございます!!!
ちゃんと、師アバン、父バランを超える技としてギガストラッシュが描かれましたね。
2人の姿を背負ったダイ!!
ちなみに私は、このすべてをわかった時のハドラーの「まさかあ!」がめちゃくちゃ好きです。
ダイと戦っていたのではなく、実は生涯の宿敵アバンと自分は戦っていたと気が付いたこの一言だと私は思います。
究極の必殺技 ギガストラッシュ
ギガストラッシュは、アバンストラッシュBタイプとギガデインを合わせた、ダイがはなてる究極の必殺技です。
ライデインしか使えなかったダイが、ロン・ベルクの新しい鞘の力を用いることでやっとはなてる技です。
だから、そう気軽に使えるわけではないということがポイントですね。
アバンの技であるアバンストラッシュ
バランの力であるギガデイン
この2つを合わせてギガストラッシュ。
まさに、師(親)超えの戦いであるハドラーとの一騎打ちを締めくくるにふさわしい技ですね。
ちなみに細かい所ですが、ロン・ベルクの新しい鞘の魔法力の充填時間を表す描写が原作にはありました。
鞘の目のような黒い部分が時間経過と共に白くなっていきます。
いわゆるチャージがひと目で分かる描写ですね。しかも効果音付きでわかりやすい。
これがアニメでは赤い宝玉が光るという演出に変わっていました。
特に意味は無いと思うんですが、ただの原作読者マウントです。すみません。
卑劣なる死神の罠
ダイとハドラーの一騎打ちは、ダイの勝利に終わりました。
互いに全力を出し合い終わった一戦。
最後は両者の握手で締めくくり……
そうはいきませんでした
なんとキルバーンが卑劣にも真剣勝負に介入。
罠を仕掛けていたのです。
彼は真剣勝負なんてまったく興味ありませんから、ただただ勇者を始末できればいい。
かつてハドラーが持ち合わせていた残忍さのみで動く外道です。
脱出不可能の炎に飲まれたハドラーとダイ。
絶体絶命!!
ポップ!!
なんとポップがキルバーンの罠を見抜き、食い止めていたのです。
しかし、キルバーンの罠はあまりにも強力。
グランドクルスでさえも突破できないほどでした。
さあ、ダイ、ポップ、ハドラーはこの罠から脱出できるのでしょうか?
そして、気が付いたでしょうか?
この3人は最初の3人。
デルムリン島で戦った最初の3人なんです。
ダイもポップもハドラーもデルムリン島で出会った時から、比べ物にならない程に成長しました。
その3人が絶体絶命の状況で再び同じ場に集結したのです。
この後、どのようなことが起きるのか……。
ドラクエ要素解説
今回は「ギガ〜〜」の技についてです。
これらはどちらもゲームドラゴンクエストに逆輸入されました。
まずは「ギガストラッシュ」
こちらはドラクエ6から「ギガスラッシュ」と名前を変えて逆輸入されました。
何度も書いていますが、ドラクエ6はダイの大冒険連載時に開発されていた作品。
そのため、影響受けまくっているんですね。
だから「ギガスラッシュ」も勇者が覚える最強のとくぎであり、威力もマダンテの次というダイの大冒険へのリスペクトを感じる逆輸入要素としてデザインされていました。
その後の作品でも「ギガスラッシュ」は描かれていますが、名前が変わっている影響もあるのか、剣を逆手に持つのではなく順手にもって薙ぎ払うといった技に変更されています。
次に「ギガブレイク」
こちらはドラクエ9において初めて逆輸入されました。
ギガストラッシュと違い、こちらは名前も技の構えも原作そのままでの逆輸入です。
ギガブレイクは名前も構えもそのままなのに、ギガストラッシュは技名も構えも微妙に変えてオマージュのように取り入れられています。
なぜこのようになっているのか。
おそらくですが、版権の関係が原因の一つなのかなと思います。
ダイの大冒険はメディアミックス作品であれど、あくまで週刊少年ジャンプの1連載作品。
そして、ダイの大冒険は後半に進めば進むほど独自色が強くなっていきました。
そのため、ゲームドラゴンクエストに技名等をそのまま取り入れるには集英社の承認を得る必要が出てきたのではないかと推測します。
このあたりの版権の問題から、メディアミックスという文化がまだまだ浸透していなかった当時の状況が伺いしれますね。
次回の見どころ
ついに!!
ついに!!
私が待ち望んでいた回が次回です。
前回と今回で思った方も多いと思いますが、必ず次回を見るとハドラー役が関智一さんで良かったと思うはずです!