こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
拳と拳の激突
見た目から強そう!
オーラナックル!!
実は、私が「ダイの大冒険」で一番好きな技は、オーラナックルです。
理由はわかりやすく強そうだから!!!
ドラゴンボールの必殺技のようにTHE ジャンプ!な必殺技だからです。
裏を返せば、ドラクエっぽくないとも言えますが……。
さて、ヒュンケルがそれに対抗する技は……
ブラッディースクライドでもグランドクルスでもなく拳!!
ただの拳ではなく、以前バランとの戦いで使った無刀陣。
しかし、今回はヒュンケルのHPも残りわずか。
しかも武装を解除した状態で受けなければなりません。
本当に本当の賭け!!
両雄、相まみえる!!
勝ったのは……
ヒュンケル!!
なんと、土壇場でアバン流の奥義無刀陣も自分のものとして応用したのです。
生死を分けた奇跡の一撃。
それができたのは、これまで何度も命をかけた戦いを行ってきたヒュンケルだからこそでしょう。
ヒムがオーラナックルを放つ際の「あんたの闘志も!何もかも!」がなかったのが残念。好きなセリフだったので。
受け継がれる闘志
戦い終わって、ヒュンケルがヒムにかけた言葉。
君は倒れた敵に
手を差し伸べ許すだろう
これは、ヒュンケルがダイたち、いやマァムからされたことと同じ。
大罪を犯した者に贖罪の道を与える
旧アニメ版のOPの歌詞にありますが、これができるのが本物の強さ。
ヒュンケルは自身に差し伸べられた手を、ヒムにも与えることができた。
だからこそ、これがヒュンケルの最後の戦いだったのでしょう。
戦士ヒュンケルが自身の“闘志”を戦うために使うのではなく、他者に分け与えた戦い。
ただ、実はこの行為をしたのは今回が初めてというわけではありません。
本人が言っていたように、命をかけて戦い、心を通じ合わせた強者はもうひとりいました。
その相手とは
陸戦騎 ラーハルト
彼との戦いも命をかけた戦いでした。
また、戦いの後に心を通じ合わせ、ヒュンケルの生き方すらも変えた好敵手。
彼を死なせてしまった負い目をずっとヒュンケルは感じていたのかもしれません。
あの時できなかった“闘志”を分け与えるという行為。
それを今ヒムに対してできました。
戦いのプロである戦士ヒュンケル
しかし、彼が心から成し遂げたかったことは敵を倒すことではありませんでした。
敵を許すこと
これを成し遂げたヒムとの戦い。まさに戦士ヒュンケルを締めくくるにふさわしい戦いのように思いました。
小ネタ
いまさら!?
ドラクエ要素解説
ラストダンジョン終盤の構造
一方その頃、バーンパレスを進むダイたち。
その前に立ちふさがったのは、魔軍司令ミストバーン!
大魔王バーンの側近であり、最後の砦ともいうべき敵。
今回のドラクエ要素解説ではミストバーンが語っていたラストダンジョンの構造についてです。
実はドラクエのラストダンジョンの多くは、ラスボスの前はすべてバーンパレスのような構造となっています。
ザコが出現しないエリアで待ち受ける最後の中ボス。
わかりやすいのはドラクエ11の天空魔城。
天空魔城自体がバーンパレスをモチーフにしているので、最後もまるで同じ。
ラスボスの前に立ちふさがるのは因縁の相手である魔軍司令ホメロス。
こんなふうにラスボスと戦う前には、大幹部のような敵が配置されているのがドラクエのラストダンジョンの特徴です。
で、面白いのが、この中ボスに勝った後はこのエリアはもうザコが出現しないただの部屋になります。
つまり、ラスボス前のレベル上げの拠点にできるのです。
だから、あの弁当や回復タイムもゲームをプレイしていると納得できるわけなんですね。
書いてて思いましたが、中ボスという言い方はもう誰も言わないんですね。
次回の見どころ
戦い終わったヒュンケルとヒムの前に現れたのは、キングマキシマムとオリハルコン戦士。
ヒムたち、親衛騎団の強さをよく知っている我々からすると、この絶望はよくわかりますね。
しかし……
ヒュンケルはまだ戦います。
“闘志”の戦士ヒュンケルの戦いは先程終わりました。
今度は人間ヒュンケルの文字通りHPが尽きるまでの最後の戦い。
この戦いも見逃せません!!