こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
「ダイの大冒険」見るならNetflixかAmazonプライムがおすすめ。
ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
ミスト最終決戦
強いぞ!!ヒム!!
ラーハルトですらまったくダメージを与えることができなかったミストバーン。
ヒュンケルは戦闘不能。
アバンはキルバーンと戦闘中。
そんな中対抗できるのは……
ヒム!!
私はこの時のヒムが大好きなんですよ!
ポップたちがあれだけ苦戦していたミストバーンを彼はなんと圧倒します。
その強さの秘密は……
光の闘気
暗黒闘気をバリアのようにまとっているミストバーンには、彼のように光の闘気でガツンと殴ってくるような攻撃なら通用するわけです。
しかも、ヒムの硬さとスピードも合わさり、一発一発のダメージも上がっている!!
まさにヒムはミストバーンにとって天敵のような存在だったのです。
かっこいいなーーー!!!!
ちゃっかり獣王遊撃隊の一員として名前までもらっているところもいい(笑)
がんばれ!!!ヒムちゃん!!
キルバーン最後の罠
一方、アバンVSキルバーン。
キルバーンは恐るべき罠を隠していました。
その名も……
見えない刃の檻、ファントムレイザー
攻撃をかわそうとすると見えない刃からの斬撃が!
こういう見た目に痛さがわかる罠、恐ろしさがビンビンに伝わります。
そして、一気に劣勢となるアバン。
かくなる上は……
再び、メガンテ!!
しかし、これもキルバーンは読んでいました。
もう一つの罠を潜ませて。
ジャッジも罠。
これに関しては、ですよね〜って感じでした。
ジャッジのメガンテから逃れられないアバンは、ついにキルバーンに手首を切られ異空間に取り残されます。
アバン先生〜!!!
果たしてこれでアバンは再び命を落とすのか。
ハドラーの時のような身代わりアイテムももう無い状況……。
本当に絶体絶命!!
どうなったのか気になります!!!
ドラクエ要素解説
もし、わしの味方になれば世界の半分をやろう
今回、バーンがダイに対して言ったセリフ。
これは、ドラクエプレイヤーならすぐにピンときましたよね。
ドラクエ1において、りゅうおうが勇者に対して言うセリフ。
この後、選択肢が出てきて今回のダイのようにYESかNOを選ぶことが出来ます。
その結果はぜひぜひご自身でプレイして確かめてください。
このセリフは、いわゆるラスボス戦前のお遊びのようなイベント。
そもそもドラゴンクエストとは、TRPGをゲームに落とし込んだら……?という発想から生まれたゲームでした。
ラスボスに向かう前に、冒険者に対して裏切りをすすめるようなセリフはゲームマスターからのお遊びのように入れられるものです。
ようするにここまで来て、YESとは選ばないだろうという前提で投げかけるもの。
このやり取りを「ダイの大冒険」では、ダイが人間に抱く複雑な思いに決着を付けるものとして機能させました。
旧コミックス32巻では、このやり取りに原作者三条先生は並々ならぬ思いをこめたと作者コメント欄で語っていました。
ダイが出会った人間たち。
確かに彼を人ならざる者だと迫害した人もいた。
ダイは知っています。
人間は臆病で愚かだということも。
父がそんな人間の愚かな部分で魔道へと堕ちたことも。
でも
そんな人間ばかりじゃない
たしかに愚かです。臆病です。
でも、仲間のために命をかけたり、誰かの代わりに一緒に悲しんだりできる。
そんな人間もいる。
だからこそ、ダイは選びます。
NOという選択肢を。
自分の帰る場所がなくなっても、自分が出会った大好きな人間たちを守ると。
種崎さんの声でこのセリフが聞けてよかった。私はこのシーンを読み返すたび、あの「序曲のマーチ」が再生されます。
勇者ダイはすべてをかけて大魔王へと挑みます!!
決着は近い!!
小ネタ
レベル上げしすぎたラスボス戦あるある
ちょっとクスッとなりました。
次回の見どころ
ミストバーンVSヒムが佳境に!!
ヒムの必殺技オーラナックルは再び見られるのでしょうか!!
ヒム大好きなんで次回も必見です!!