こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
絆の勝利
作画やべええええええ!!!!!
今回の気合の入りっぷり!!
今までCGでの戦闘シーンは何度か描かれてきました。
VSバラン
VS鬼岩城
VS親衛騎団
今回はダイとバーンの戦い以外の部分でも、ふんだんに使われるという大盤振る舞い!!
最高でした!!
と、同時にもう終わりなんだなという悲しさも……。
さて、バーンパレスの中心部に落とされたポップたち。
魔力炉のような壁に脱出を阻まれるのでした。
メドローアや閃華裂光拳すら通用しない壁。
突破するには……
グランドクルス!
ここでヒュンケルの出番!かと思いきや、ご存知の通りヒュンケルは重症。
代わりを務められる人材はいないのか。
いました!!
アバン先生なら!!この人なら!!
・
・
・
いや。ここまで物語を追ってきたみなさんならわかりますよね。
グランドクルスはアバンの技ではなく、ヒュンケルの技となっていたことに。
そう、グランドクルスは初めてハドラー戦で使用した時のように、自爆技と紙一重。
つまり、アバンが使用した場合、またあのメガンテの時と同じことになってしまうのです。
ヒュンケルはそれを絶対に阻止したかった。
しかし、それでは脱出する術は……
ヒム!!
ヒュンケルの代わりを務めると誓った戦士が立ち上がりました。
いや、その思いはもはやそれだけにあらず。
ここにいる全員を生かしたい
ヒム自身の意志でグランドクルスを放つことになったのです。
彼をそう思わせたのは、ポップたちが見せた絆。
誰かのために立ち向かう絆の力を知ったから。
ヒムの決死のグランドクルスで脱出に成功します。
しかし、またもや犠牲者が出てしまった……。
生きてた!!!
ナイス鼻水(笑)
ヒムはもう1つの生命体。
彼は今後、自分の好きなように生きるでしょう。
この素晴らしい人間たちを生かしてほしい
そんなハドラーの意志を完遂することができたのだから。
小ネタ
2人のルーラ
アバンがヒム以外の人を連れ、ポップがヒムを連れてルーラ!
原作では文字だけだったため、ポップのみがルーラを使ったと思っていましたが、アバンも使っていたのですね。
だから、この後ポップがヒムを介抱していた。
こういう補完ありがたいです!!
ヒュンケルとエイミの再会シーン。
細かいですが、2人の関係を丁寧に描いてきたアニメだからこそこのシーンが光ると思いました。
すべてを捨てた2人
大魔王から魔獣へ
驚異の鬼眼王!!
バーンもダイのように自分の姿を捨てました。
その姿は鬼岩城に酷似していました。
鬼岩城がバーンのお気に入りだった理由がわかりましたね。
その力は圧倒的!
竜魔人となったダイと互角以上の力を見せます。
最終決戦、どちらに軍配が上がってもおかしくありません。
2人はすべてを捨てて、お互いを破壊するためだけに戦っているのだから。
竜魔人ダイのドルオーラは鬼眼王バーンに通用するのか!!!
ついに、次回決着!!
ドラクエ要素解説
ジャンプとドラクエ
ダイとバーンのラストバトル!
その舞台は地上を超え、宇宙へと。
この場所が宇宙であるとは明言されてはいませんが、描写から想像できるでしょう。
この表現はもはやドラクエではなく、ジャンプ漫画のものです。
宇宙といえばドラゴンボール=ジャンプ
さて、前回の記事でももう勇者ダイの戦いは終わったと述べました。
今回の鬼眼王バーンとの戦いはそれすらも飛び越えて、ドラクエ的な戦闘ではなくジャンプ的な戦闘で描かれています。
これは、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」という作品がドラクエのメディアミックスでとして始まり、ジャンプ漫画として終わりを迎えたことの現れだと私は思います。
それは第1作ドラゴンクエスト1からずっと続いていました。
キャラクターデザインは、当時すでに売れっ子漫画家だった鳥山明氏が担当することになっていたからです。
それ以来ずっと氏はドラゴンクエストのキャラクターデザインを担当し、ジャンプ本誌でも新作情報を特集し続けるという関係が続きました。
その流れの中で「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は生まれたのです。
さらにダイの大冒険は、ドラゴンボール終了からワンピース連載開始までのジャンプ暗黒期にクライマックスを迎えた作品。
その働きはドラゴンクエストのメディアミックス以上のものを期待されていたのではないでしょうか?
だからこそのラストバトル。
これはジャンプの王道バトル漫画と同じ展開で描く必要があった。
ダイVSバーンのスケールアップしていく戦いはまさにジャンプ。
ある意味でドラゴンクエストとは最もかけ離れた戦いのシーンとなったのです。
次回の見どころ
ついに!!!
私は次回の感想ではおそらく感謝しか書きません。
終わってしまう悲しさと、原作をすべてアニメで見られた喜びを、すべてぶつけます!!