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ダイの大冒険51話感想&ドラクエ要素解説

 

 

こんにちは。てんすけです。

 

ダイの大冒険ドラゴンクエスト大大大ファンです。

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

今週もダイの大冒険最新話が配信されました。

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この記事では最新話の感想ゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。

 

 

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注意

ここから先はネタバレあります

 

 

 

感想

 

新オープニングかっこいいー!!!!

 

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もう歌詞が!!!

歌詞がわかってるよ!!!

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もうこのOPだけで一晩語りたいくらいに感動しましたよ。

 

 

さて、本編。

 

バランVSヒュンケル

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バランが1人でバーンに挑もうとするのに対して、命がけ止めようとするヒュンケル。

 

その理由は彼の鎧にありました。

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戦友である陸戦騎ラーハルト

 

彼から譲り受けたのは鎧の魔槍だけではありませんでした。

 

ダイのこと、そしてバランのことを彼はヒュンケルに託したのです。

 

今回のサブタイトルは「アバン流究極奥義」と、後述する無刀陣をクローズアップしたものでしたが、私は原作の「誓いの魔槍」のほうが今回のテーマにはあっていたなと思いました。

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とにもかくにも、作中最強キャラであるバランに挑んだヒュンケル。

 

決着の寸前に親衛騎団アルビナスが不意打ちを仕掛けます。

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このアルビナスの行動も彼女のキャラクターを表していていいですね。

 

親衛騎団のキングであるハドラーのために、クイーンとして汚れ役を買って出る。

 

真剣勝負なんて二の次。勝つためには何でもする。

 

このセリフにそれが凝縮されているのがたまらないです。

 

そんなアルビナスの横やりに対して、2人はどうなったか……。

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なんとヒュンケルがとっさにアルビナスを迎撃。

代わりにバランの全力のギガブレイクをノーガードで受けてしまい、重症を負います。

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戦友であるラーハルトとの誓いを彼は守ったのです。

 

戦線離脱というあまりにも大きい代償を負って。

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みなさん、このもう二度と戦えまいという言葉覚えといてくださいね。

 

 

そんなヒュンケルの心意気を受け取ったバランはなんとダイたちの元に現れます。

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最強の助っ人として。

 

細かいですが、このラストが原作のように「私じゃ不服かな?」で終わらずによかったなと思いました。ギャグテイストになりすぎるので。

 

 

 

 

ドラクエ要素解説

 

今回明かされたアバン流究極奥義「無刀陣

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これって、ドラゴンクエストのターン制バトルをわかりやすく表していますよね。

 

ドラクエの戦闘は、今ではRPGの当たり前となったコマンド選択式のバトルです。

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キャラクターごとに、ターンが回ってくるたびに行動を選択して戦うという形です。

 

リアルタイムに戦うわけではなく、技の出し合いといったイメージです。

 

ただし

 

これをアニメやマンガで表現するとめちゃくちゃ陳腐になりますよね。

 

技を出したら受けて

 

反対に敵の技を受けて

 

プロレスみたいになってしまいます。

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そのため、ドラクエのメディアミックス作品のマンガやアニメでは普通の戦闘を描いていました。

 

しかし、そこは三条先生

 

ドラクエの戦闘を描くことを諦めてはいませんでした。

 

そこで出てきたのがこの「無刀陣」です。

 

1ターン何もせず相手の攻撃を受ける

 

ゲームのドラクエをプレイした方なら、この行為がどれだけ恐ろしいかわかるはず。

 

しかも、今回の相手はあの竜騎将バラン。

 

普通だったら、ギガブレイクに対しては「ぼうぎょ」一択ですよね。

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格上すぎる相手の攻撃を受けて耐えた上で、自分の攻撃を繰り出す。

 

恐ろしいほどダメージを受けなければいけない、というわかりやすく代償を描くことで「無刀陣」の威力が見ている人に伝わるんですよね。

 

ゲームをやったことある人なら、説明を聞いただけで伝わる「無刀陣」の凄さ。

 

とてもよく練られたドラクエ要素のアニメへの落とし方と思いました。

 

 

 

次回の見どころ

 

サブタイトルいいですね!

「父子(おやこ)竜出陣」

 

ダイとバラン、2人が背中合わせでする会話のシーンすごく好きなんですよ。

 

この地上最強コンビVSハドラーも超楽しみです!

 

戦いの申し子である竜の騎士だからこそ、戦闘の中で2人の絆が深まっていく様子も早く見たいです!