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ダイの大冒険94話感想&ドラクエ要素解説

 

こんにちは。てんすけです。

 

ダイの大冒険ドラゴンクエスト大大大ファンです。

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

今週もダイの大冒険最新話が配信されました。



この記事では最新話の感想ゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。

 

 

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注意

ここから先はネタバレあります

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

魂の絆

 

生命をかける

ラーハルトとヒム!!

 

バランの意志を継ぐラーハルト

ハドラーの意志を継ぐヒム

 

突破口を切り開いたのはこの2人!!

 

何という胸アツ展開

 

ラーハルトは復活する際、バランからダイを守ることを託されました。

 

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ダイの守護バランの意志としてどんなこともすると宣言していた彼。

それは自ら選んだ道。

自分自身でダイのために生きることを選んだのです。

 

そして、今。

この決意の通り、彼は生命をかけて突破口を開きました。

しかし、それはダイへの献身という気持ちのみではなかった。

 

ラーハルトが生命をかけるに値すると感じたのは、ポップの言葉に対してでした。

 

ポップならば、必ずダイを勝利へと導ける。

バランの意志ラーハルトを通じて、そして最後は相棒のポップへと。

確かに受け継がれたのです。

 

一方、ヒム

 

彼は、ハドラーの死と入れ替わるように復活しました。

 

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ハドラーはその死の間際、初めて神へと祈ったことがありました。

それはポップの生命

 

 

その意志を継いだのか、事あるごとに、ヒムはポップを守る行動をとっていました。

 

そう、彼もラーハルトと同様、ハドラーの意志ポップへと受け継ぐための戦士。

だから、ヒムはポップの言葉を信じて生命をかけたのです。

 

2人の強者の意志を継いだ戦士。

ラーハルトヒム

 

彼らが後を託したのは、ほかでもない1人の人間、ポップだったのです。

かたや竜を操る音速の騎士、かたやオリハルコンの闘士

どちらも、人間では行き着くことのできないレベルの戦士です。

 

その2人が生命をかけたのは勇者の言葉ではなく、たった1人の弱っちい人間ポップの言葉。



こんな胸アツなことありませんよ!!

 

この2人が切り開いた活路。

それは、いわばバランハドラーの力も借りて開けたものと言えるでしょう。

まさにこれが、ダイとポップが言った魂の絆だったのです。

 

 

ダイ、ポップ、ラーハルト、ヒムの背中を押したのがすべての始まりであるアバンというのもアツい展開でした。

 

 

生命でぶつかれ!

 

バランとハドラーから

 

ラーハルトとヒムへ。

 

そして、その2人からポップへ。

魂の絆によって意志が受け継がれました。



最後は、ポップからダイへ!!

 

やはり、この2人できめる!!

 

 

さて、ラーハルトとヒムの決死の特攻により見えた天地魔闘の構えの弱点。

それは

 

3つの超必殺技を放った後にできる一瞬の硬直

 

これはポップの言う通り、バーンにとっても盲点だったのでしょう。

天地魔闘の構えから繰り出される技は、すべて一撃必殺の威力

並のレベルの相手なら、それを喰らえば戦闘終了となります。

 

よって、その後に隙が生まれようと関係ない

なぜなら、もう相手はバーンの前にはいないのだから。

 

そこにダイとポップは気付いたのです。

 

一度、誰かが天地魔闘の構えを発動させてしまえば、バーンはその後防御もできない無防備な状態になる。

 

それはポップが放ったメドローアフェニックスウィングで退けるのに精一杯だったことからも明らかです。

 

ここって実にドラクエ的な戦闘描写ですよね。敵のターンの攻撃をすべてしのぎきってしまえば、次のターンまではこちらの攻撃がすべて通る。まさにターン制バトルの常識。

 

 

と、理屈ではポップの言う通り

言うは易く行うは難し。

問題は、フェニックスウィング、カラミティエンド、カイザーフェニックスの3つの技を1人で耐えられるかどうかです。

 

技を受けるのはなんと……

 

ポップ!!

 

クロコダインとの戦いを覚えているでしょうか?

 

ポップは魔法使い。

賢者=大魔道士となって回復呪文が使えたとしても、肉体的には並の人間

 

ダイやラーハルト、ヒムのように何度も大魔王の攻撃に耐えられる体ではないのです。

本当だったら、逃げ出したくなるほど無謀な行為

かつてのポップならそうでした。

 

しかし、今の彼はそうではないことはみなさんならおわかりでしょう。

 

彼は1番ダイを助けてきた勇気の使途です。

 

そのポップが今大魔王に勝負をかける!

 

フェニックスウィングとカラミティエンドを受け、カイザーフェニックスの直撃!

 

ポップまでも……!!

 

 

 

いや……

 

呪文を跳ね返した!!

 

まさか!まさか!!シャハルの鏡が!!

 

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これはどういうことなんでしょうか!!!

 

そして大魔王は!!

ダイは!!

 

 

小ネタ

 

原作ではなかったシーンが、熱く補完されていました!!

 

ここ大好き!!

 

 

ドラクエ要素解説

 

呪文の同時使用

 

今回、天地魔闘の構えを破る際にポップが行った呪文の同時使用

初出はハドラー戦でのマトリフでした。

 

この2人が使えるということは、これは大魔道士のユニークスキルのような位置づけなのでしょうか。

 

ともあれ、ゲームではこれとまったく同じことはできません

しかし、呪文の同時使用にも勝るとも劣らない似たような強力なシステムならあります。

 

それはドラゴンクエスト11で登場した「やまびこのこころえ

 

ベロニカのスキルパネル「まどうしょ」を開放していくと使用できるようになります。

 

効果は次の通り。

呪文を唱えた時、たまに2回連続で発動します。

 

 

 

シンプルに強い

 

例えば、メラガイアー

1発でも強いのに、2回発動したらどうでしょう。

 

そして、ベロニカは最強の全体攻撃呪文イオグランデも習得します。

これも2回発動したら……

 

さらにさらに、このやまびこの心得はそれほど発生確率低くないんです。

だから、ボス戦だろうがバンバン発動します。

 

まさに、ベロニカはドラクエ11における最強アタッカーでした。

 

だからあの時はね……。

 

さて、ポップやマトリフのような呪文同時使用は、ある意味で2回行動と同義でしょう。

ゲームでも使えるようになったら、ますます魔法使いや僧侶の需要が高まることでしょう。

 

回復と攻撃

補助と攻撃

 

などなど。ちょっとプレイヤー側が強くなりすぎるので実装はされないかもしれませんね。

 

 

みんな、一度は思ったことがあるバイキルトルカニが1回で使えたら……。 夢ですね。

 

 

次回の見どころ

 

カイザーフェニックスを跳ね返されたバーン!!

 

これですべての技を受けきった!!

 

あとはダイが決めるだけ!!!

 

勇者の一撃に期待です。