こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
一言感想
このセリフが本当に好きなんやーーーー!!!!
私はポップが1番好きです!
1番好きです!!
大事なことなので2回
今回はポップの名言が大量に出てきた回だと思うので、それについて書いていきたいと思います。
ちなみにこの
「俺の女神はほほえんじゃくれねえ。横っ面をひっぱたくんだよ!!」
は、ポップがマァムのどこが好きなのかを端的に表したセリフとして、私は大好きなんです。
今回は横っ面をひっぱたかずにポップを見守るマァムの姿も見れました。
これは前回の戦いで真実の愛を知った彼女の成長を表すシーンですね。
臆病で弱っちいただの人間さ
作中、屈指の名言!
ポップだからこそ言える言葉ですね。
彼はダイやマァム、ヒュンケルとは違い、自分はただの武器屋の息子だということがずっとコンプレックスになっていました。
それ以前には、自分より強い敵が現れると逃げ出す、本当に臆病な人間でした。
ここまで戦ってこれたのは、仲間のおかげ。
それを彼自身が一番理解しているからこそ出る言葉なのです。
自分を強いだなんて思っていない
恐怖を抱えながら戦っている
今でも即座に「にげる」を選択したい
そんなポップだからこそ強くなったのです。
この言葉は「勇気」の魂の力をもつ使徒だと言うことがわかるセリフでもあると思います。
「勇気」とは、初めから持ち合わせているものではありません。
立ち向かっていく怖さを知っているからこそ生まれるもの。
怖い
死にたくない
でも、だからこそ何度もでも立ち上がって立ち向かえる。
それが「勇気」の魂の力なのです。
そして、それができるのは生まれつき臆病な心をもっていたポップだけ。
このセリフが彼の「勇気」の根源をうまく言い表しているなと思いました。
そして今、彼のその「勇気」の強さを認めた好敵手と戦うことになったのです。
俺を呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれ
ポップはザオリク、ベホマが使えてステータスとしては「賢者」と呼ばれる存在です。
しかし、彼はそれを否定します。
師への最大の敬意と、親(師)越えを表す異名である
大魔道士を名乗ったのです。
自分を心底情けなく思った
自分の弱さを本当の意味で痛感した
だからこそ覚醒した力。
それだけ自分と向き合ったからこそ、世間一般の称号「賢者」は名乗れないと思っているのです。
自分は賢く強くなったわけではない。
何度も何度もカッコ悪いことをして、逃げて、耐えて、強くなった。
そんな自分が名乗る称号は「賢者」ではない。
初めの師アバンはポップを「賢者」に育てるはずだった。
しかし、道半ばでアバンはこの世を去り、それが叶わなくなった。
そんな自分を、勇気のない自分を、育て鍛え上げてくれた人。
自分が名乗るのは、親のように思っているあの人の称号。
マトリフからポップにかけた免許皆伝の言葉
これに応えたのが、今回の「大魔道士」を名乗るこのセリフだと思っています。
マトリフがポップのことを息子のように思っているのと同様にポップもマトリフのことを親やアバン以上に尊敬しているのがわかる名言ですね。
ドラクエ要素解説
大魔道士と賢者の違い
ドラゴンクエストシリーズにおける魔法を使う中で上級職といえば「賢者」が当たり前です。
初登場したドラクエ3では隠れ職業となっていました。
そして、賢者に転職できるのは「遊び人」からだけと、制作陣の「遊びは無駄ではない」というメッセージを感じられるシステムにもなっていたのです。
たしかに、こういった経緯でなる職業ならばポップには適さないですね(笑)
では、「大魔道士」とはどのような職業なのでしょうか。
実は「大魔道士」が職業として実装されたのは1作だけなんです。
しかも、特徴としてはメドローアやベタンを覚えるということのみ。
ちょっと原作のニュアンスとは違うなと感じるものでした。
ただし、「大魔道士」という言葉が初めて登場したのはこれよりはるか以前。
この時の使い方のほうが「ダイの大冒険」へのリスペクトを感じられるもので好きです。
「大魔道士」は、ドラゴンクエスト6の魔法使いの熟練度を最大まで上げた時の称号として初登場しました。
職業ではなくあくまで魔法使いを極めた者としての称号。
なんだかポップのことを表しているようには思えませんか?
ドラクエ6では魔法使いと僧侶を極めたら賢者へと転職できるようになっています。
たしかにポップは魔法使いを極めてはいますが、僧侶を極めてはいませんよね。
そのため、このドラクエ6での称号としての登場は確実にポップのことを意識してのものだと思うのです。
本当にドラクエ6は随所で「ダイの大冒険」の影響を受けた部分が出てきますね。
次回の見どころ
さあ!!親衛騎団とダイパーティーの戦いも終わり、いよいよハドラーとの決戦。
これは以前にも書いたとおり、ダイがアバンとバランを超えるための戦い。
誇りをかけた戦いです。
どのような決着となるのでしょうか!!
毎回毎回ベストバウト続き!!
ここからは本当に本当に1話もお見逃しなきよう!!!