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ダイの大冒険89話感想&ドラクエ要素解説

 

こんにちは。てんすけです。

 

ダイの大冒険ドラゴンクエスト大大大ファンです。

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

今週もダイの大冒険最新話が配信されました。



この記事では最新話の感想ゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。

 

 

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注意

ここから先はネタバレあります

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

師から弟子へ

 

ビーストくんかっこいい!!!

 

いいえ、ブロキーナ老師です!

 

老師は次なる世代を救うために、単身ミストバーンへと挑みます。

 

アバンがかつて未来へと託した希望

マァムのために。

 

マトリフがポップと出会ったのと同様に、マァムがブロキーナと出会ったのもまた運命だったのでしょう。

 

彼は奥義である閃華裂光拳をマァムへと託しました。

 

マァムが人の痛みを理解できる人物に育っていたからです。

 

だから、今自身ができることはただ1つ!

 

次なる世代のために希望をつなぐこと

ここで明確には書かれてはいませんが、おそらく老師はヒムについても思うところがあったのではないでしょうか。

 

新たな命を授かった彼もまた犠牲にすることはできない。

前回、ヒムは自分が犠牲になろうとしていたので。

 

 

さて、老師の戦い方。

 

それは熟練の術

 

ヒムやラーハルトが手も足も出なかったミストバーンを追い詰めます。

 

しかし、ダメージを与えられないことに変わりはなく……。

 

決め手となるのはやはり……

 

ポップのメドローア

 

なんですが……。

 

期待があまりにも重く……。

ポップは親衛騎団戦でもメドローアできめる役を務めたことはあります。

p-tenchan321.hatenablog.com

 

しかし、今回はこの時とはわけが違います

 

親衛騎団戦では、メドローア切り札とはされていましたが、それ以外でも打つ手はありました

 

今回は、メドローア以外打つ手がまったくない。

 

そのため、ポップがやらなくてはいけないのです。

 

 

老師はかつて魔王ハドラーと戦った時のことを話します。

そこで明らかになったメドローア誕生秘話

 

メドローアは師マトリフが自身の無力を嘆き、二度と繰り返さないよう編み出したものだったのです。

 

二度と誰かを犠牲にしないための呪文。

 

それがメドローアでした。

 

師からの思いを受けたポップは

 

勇気を胸に立ち上がります!!

 

マトリフからポップへ

 

ブロキーナからマァムへ

 

それぞれのから弟子へ思いが継承されたことが描かれたエピソードでした。

 

ヒュンケルとヒムがすごく嬉しそうな様子。この場でポップを1番信頼している2人のオリジナル描写最高でした!

 

 

大いなる先駆者たち

 

「勇者アバンと獄炎の魔王」読者としてはタイムリーですよね!

 

魔王ハドラーとの戦いの過程で、実は一度アバンパーティー解散していた。

それがこの時のことでした。

 

コミックスのマァムへのQ&Aで言及されていたやつです。

 

 

解散の理由

それは

 

ロカとレイラに子が生まれるから。

 

無論、この子供がマァムのことです。

 

魔王との戦いの中で生まれた子、未来への希望の子を守るため、アバンはマトリフ、ブロキーナとともにハドラーへと挑むことにしたのです。

 

この時のアバンはまだ空裂斬が完成しておらず、アバンストラッシュが放てないレベルでした。

 

なんで空裂斬が完成していないかはぜひ「勇者アバンと獄炎の魔王」をご覧ください。

 

そこで、選んだ術が凍れる時間の秘宝。

 

自分を犠牲ハドラーを封印することを選んだのです。

 

これで訪れた束の間の平和。

 

かくして、マァムは父と母の元に生まれることになったのです。

 

それにしても、キルバーンの時と同様、アバン先生の他人のためなら自分の命を簡単に投げ出そうとする性格は昔からなのですね。

p-tenchan321.hatenablog.com

 

もしかしたら、これがある意味勇者の性(さが)なのかもしれません。

 

 

小ネタ

 

ヒムからしたら、老師はそう映っていたのか。

 

 

ヒムという新たな命を助けた経験があったから、この行動につながったのだと私は思いました。だから、ヒムが好き。

 

 

 

 

ドラクエ要素解説

 

凍れる時間の秘宝

 

サブタイトルでもあり、今回の重大キーワードでもある“凍れる時間の秘宝”

それは、恐るべき呪法だったのです。

 

時間そのものを停止し、一切の攻撃も呪文も受け付けなくする呪法。

 

要するに、相手にも強制的にアストロンをかけるということです。

アストロン

味方全体または術者自身を鉄の塊にし、一定時間の【無敵】状態となる【呪文】
ゲーム上での効果は「行動が一切とれなくなる代わりに、あらゆる攻撃を一切受け付けなくなる」というもの。

 

この呪法を使用すると時間自体が停止してしまうため、術者と対象はその時間を生きることができなくなるということ。

 

そんな危険な呪法こそが“凍れる時間の秘宝”だったのです。

 

そして、ミストバーンはなぜかこの呪法がかかった状態で行動できている。

 

それの意味するところは

 

これは、ドラクエプレイヤーなら容易に想像できるでしょう。

 

アストロンがかかった状態なのに、相手は普通になぐってきたり、じゅもんを放ってきたりする。

 

これ、どうすんねん?

負けイベント?

 

と、思うしかないですよね。

 

“凍れる時間の秘宝”

 

実際にゲームにあったとしたら、相手にもアストロンをかける効果。

 

そして、ミストバーンアストロンがかかっている状態なのに普通に行動ができる。

 

今回はドラクエにおける絶対にありえない場面が描写された回でした。

 

だからこそ、ミストバーンの強さがよりリアルになったのですね。

 

 

小ネタ

 



 

しかし、なにもおこらなかった。

 

 

次回の見どころ

 

ポップが放ったメドローア!!

 

しかし、それはあっけなくはじかれ……

 

 

2人は消滅してしまいました。

 

 

なんという絶望。

 

唯一の対抗策だったポップを失ってしまいました。

 

絶体絶命。

 

一体どうなってしまうのでしょうか。