こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
感想
ついに出た!メドローア!!
かっこいい!!
圧巻の威力をアニメでもしっかり表現していました。
旧アニメでは描かれなかった呪文の披露。今回はこれだけで感涙ものです。
また、パーティーバトルはがっつりCGでしたね。
しかもAパート、Bパートで1回ずつ入れてくるという!
何という気合の入った回でしょうか!
CGでのバトル表現はたしか、バラン戦が初で、次が鬼岩城戦でした。
あの時はどちらもダイと敵だけの2者のCG。
今回は違います。
5VS5のパーティーバトル。
ダイパーティーだけでなく親衛騎団も全員CGで表現されていました。
そのため、今回の戦闘の迫力はこれまでとはレベルが違うものに感じました。
あと、戦闘以外では細かいですが、ヒートナックルがしっかりメラ系呪文を拳に集めたものだとわかりやすく描写されていたのが嬉しかったですね。
私、ヒム大好きなんですよ。
ドラクエ要素解説
今回は、もうこの話自体がドラクエの戦闘そのままです。
ドラクエの戦闘はドラクエ1以外はパーティーバトルが基本です。
ドラクエというゲームの面白さは、このパーティーバトルがあるからこそなんですね。
それぞれ「こうげき」をするのか。
「じゅもん」で全体にダメージを与えるのか。
この時の戦略がゲームの醍醐味なんです。
今回のアニメではAパートとBパートでこの戦略の違いをうまく表現していました。
Aパートでの戦闘では
ダイVSヒム
ヒュンケルVSアルビナス
ポップVSフェンブレン
マアムVSシグマ
クロコダインVSブロック
と、1VS1でそれぞれ各個撃破するという戦略でした。
しかも、マアムVSシグマはスピード対決。
クロコダインVSブロックはパワー対決。
このように、得意なところが似ている同士が戦うことにしていました。
実はこれ、ゲームではかなり悪手なんです。
こちらのレベルが上であれば問題ない戦い方なのですが、お互いが拮抗している場合や1人でも相手に格上がいると必ず押し負けます。
今回のアニメでもこの描写がしっかりされていました。
こういった状況でいい戦略は次の2つが考えられます。
①戦力を集中させて1体ずつ撃破する
②全体に攻撃する→各個撃破
ダイパーティーは②を選択しました。ポップのメドローアがあるからですね。
細かいですが、ここでこの戦略チェンジをフォーメーションと表現していたのもよかったです。
なぜなら、ドラクエは「ならびかえ」も戦闘を行う上で重要だからです。
こういったところでも、ダイの大冒険はドラゴンクエストであるということがしっかり描写されているんですね。
Bパートからは
ダイ&ヒュンケルVSアルビナス&ヒム&フェンブレン
マアムVSブロック
クロコダインVSシグマ
ポップはメドローア準備
と、大きく戦闘が変わりました。
これが功を奏して見事メドローアが決まりました!!
フォーメーションチェンジという、ドラクエでいう「ならびかえ」と「さくせん」を意識した描写でこのパーティーバトルを制す。
これが今回の話でのドラクエ要素でした。
次回の見どころ
原作読者はもちろん、アニメからの方も多分これで勝ったとは思ってないのではないでしょうか(笑)
親衛騎団はどうなったのか
獣王遊撃隊はどのような活躍を見せてくれるのか
次回も楽しみです!