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ネタバレ感想&考察「機動戦士ガンダム水星の魔女」第16話

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こんにちは。てんすけです。

ガンダムシリーズ大大大ファンです!!

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

TVシリーズ最新作「機動戦士ガンダム水星の魔女

今週も放送&配信されました



この記事では最新話の感想とストーリーの考察を書いていきます。

 

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注意

ここから先は最新話及びPROLOGEのネタバレあります

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

エリィのいる場所

 

エリィはもういない。



 

正確には、人間としては存在していないようです。

パーメット粒子となって生きているって想像できましたか?

 

例えば、自分の身体がチリのようになって、空気中に漂う。でも、その一粒一粒に自分の意識がある。



 

考えただけで、ゾッとしました。

 

そして、これまでエアリアル自身意思があるかのように見えていたのも、すべてエリィの意思だったことが明らかになりました。



 

強化人士4号は良かったのに、5号はダメなのは性格的な好みでしょうか……。

 

ただ、エリィと共に現れたビットと同じ数の子供たち。これは果たして何を意味しているのか。

 

まだまだエアリアルにはブラックボックスが潜んでいそうです。

 

 

 

 

親子という呪縛

 

これはアカン……。



 

かつて新機動戦記ガンダムWという作品がありました。

その主人公、ヒイロ・ユイ

p-tenchan321.hatenablog.com

 

彼は、自分の命を無価値だと言い放ち、軽々と自爆を繰り返す人物でした。

それを見た当時のガンダムファンは言いました。

 

1番サイコな主人公きたと。

 

 

 

それから時は流れ、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズという作品がありました。

その主人公、三日月・オーガス


www.youtube.com

 

彼は親友であるオルガのためなら、殺人マシーンになる覚悟ももった人物でした。

それを見た当時のガンダムファンは言いました。

 

1番サイコな主人公きたと。

 

 

で、スレッタ・マーキュリー



 

 

1番サイコな主人公きた。

 

 

 

しかも、上記2名と違うのは、彼女はマインドコントロール済みであるという点。

ヒイロや三日月は、正気を疑う行為自分の意思で選んでいました。

 

彼女は違います。



 

すべて、母の意思

 

なぜ、主人公がこのような人物なのか。

 

これは、機動戦士ガンダム 水星の魔女」という作品のテーマが「親の支配からの脱却」であるからに他なりません。

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

 

そして、このように自分の意思で将来を選べなくなった子供というのは、現代社会の大きな問題でもあります。

 

 

今作は、新しい世代向けたガンダム

 

彼女をプロスペラという呪いから解き放つのは誰か。

 

この役割を果たすのはミオリネに違いない!!

だからこそのダブルヒーロー制だと私は信じています。

 

 

 

 

ストーリー考察

大人たちの代理戦争

 

グループ総裁選始まる!

 

物語は一気に動きました。

 

フォルドの夜明けのテロ行為によって、スペーシアンとアーシアンの溝は深まり、ベネリットグループも責任を問われる形となりました。

 

この辺りの流れよくわからないと思いますので図にしました。



 

つまり、宇宙の経済圏を統括するカテドラル、監査機関の宇宙評議会連合、双方からベネリットグループはにらまれている状態です。

 

それなのに、現在グループの総裁は意識不明の重体

頭がいない組織では、立ち向かえる問題ではありません。

 

 

 

だからこその総裁選

 

シャディクらの発言を聞くと、立候補は6派閥

恐らく、グラスレー、ペイル、ジェタークそれぞれが候補者を立てている状況だと予想できます。



 

現在の会社のパワー的にグラスレー3人、ペイル2人、ジェターク1人とかですかね。

 

そして、ここにミオリネも参戦!

 

ミオリネやシャディク。それぞれの思いが入り混じる総裁選が始まります。

 

 

 

ただ

 

ミオリネにしても、シャディクにしても、自身の意思が無い立候補に変わりはない気がします。

 

まず、シャディク

彼は以前にも述べたように、グループを統一することを目的にしているだけで、その後のプランが不明確です。

p-tenchan321.hatenablog.com

 

 

さらに、この総裁になるということ自体が、義父であるサリウスの思惑の範囲を超えていないのです。

 

 

つまり、シャディクは自分で選んでいるように見えて実は大人たちの手のひらの上

 

また、ミオリネの場合はさらに明らかです。

 

プロスペラの目的はグループの壊滅デリングへの報復

 

そのためなら、頭は自分が関与しやすい者にしておくのが無難。

 

スレッタをいわば人質にとってミオリネを総裁選の舞台に立たせたのです。

 

 

以上のことから、シャディクにせよ、ミオリネにせよ、結局大人たちの代理戦争をしているに過ぎないと私は感じました。

 

 

 

 

 

 

いや

 

1人だけいました。

 

自分自身の判断でこの大人たちの不合理な争いを止めようとしている者を。

 

 

 

 

 

グエル!!!

お前が最後の希望だ!!!!

 

自ら、進むことを選んだグエル

彼こそが大人たちからの支配を脱却するためのリーダーにふさわしい!!

 

 

応援してます!!

 

第一声が「元気だったか?」ってイケメンすぎやろ!!

 

 

次回の見どころ

 

アナウンスがグエル!!


また、重い話になるのでしょうか。

 

いよいよ始まる総裁選。

これを終えるとついにクワイエット・ゼロと学生たちが向き合う時が来るのでしょうか。

 

フォルドの夜明けを始めとしたアーシアンの動向も気になります!!

 

とにかく早く見たい!!

 

画像引用元

©機動戦士ガンダム水星の魔女」/バンダイナムコフィルムワークス/サンライズ/MBS

 

 

 

次の話の感想はこちら!

 

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