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ネタバレ感想&考察「機動戦士ガンダム水星の魔女」第14話

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こんにちは。てんすけです。

ガンダムシリーズ大大大ファンです!!

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

TVシリーズ最新作「機動戦士ガンダム水星の魔女

今週も放送&配信されました



この記事では最新話の感想とストーリーの考察を書いていきます。

 

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注意

ここから先は最新話及びPROLOGEのネタバレあります

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

ソフィとノレアのネガイ

 

やっぱり決闘は無理だった。

 

オープンキャンパスのエキシビジョン、ランブルリングに乱入する2機のガンダム

やはり、ソフィもノレアも学園のルールを守る気はさらさらなかったわけです。

 

コロニー内壁を破壊するレベルに殺傷力のある兵器を振り回すルブリスソーンとウルの前に学園は大混乱となります。

 

 

やはり緑のビームは出力が抑えられてるやつだったんですね。

 

そして、ついに……

 

 

起こってはならないこと。

学生死亡する事態が。

 

ソフィとノレアにとっては、学園という守られた場所でMSで遊んでいる学生たちがたまらなく許せなかったのでしょう。



 

彼女たちは生きるか死ぬかの世界で生きてきた。

 

だから、決闘という戦争ごっこが許せなかった。



 

これって現代の若者の貧困問題にしっかり向かい合っている描写だなと。

 

 

愛されたかっただけ。

温かいところで寝たいだけ。

お腹いっぱい食べたいだけ。

 

それを叶える手段は暴力しかなかった。

 

 

憎しみを解き放つ2人に、あくまでスレッタは止めるよう応戦しますが……。

 

 

 

 

エアリアルの正体

 

エアリアルガンビット応戦するスレッタ

しかし、ソフィの駆るルブリスウルの火力の前に防戦一方。

 

すると、再びあの時の……

 

パーメットスコア6

 

シャディク達との決闘で見せた、あの姿に。

 

それだけではありませんでした。

ついに明らかになったエアリアルの正体

 

 

 



エリィ……。

 

考察が当たった嬉しさとこの真実の悍ましさにクラクラしました。

 

周りにオーバーロードを起こすまで、パーメットリンクを高める=放出するデータ量を上げるのが、このパーメットスコア6

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

 

ただ、ソフィも言っていましたが、パーメットスコア4以上は人体に大きな負担を強います。

 

現に、スレッタに対抗してパーメットスコアを上げて、6相当のデータストームを受けたソフィ絶命しました。

 

では、なぜスレッタはこのデータストームの真っ只中にいるのに影響を受けないのか。

 

簡単です。

 

エアリアルの中にいるエリィが代わりに受けているから。

 

図で解説します。

 



 

 

このように、エリィGUND技術によって、外骨格としてMSの身体を与えられた人間なのです。

 

想像できますか?

 

自分の体が全長10メートルを超える機械になる。

それでいて自分の意識がある。

 

こんなおぞましいこと、正気ではできません。



 

プロスペラが実の娘に、なぜこのようなことをしたのか。今後も注目していきたいです。

 

 

 

 

ストーリー考察

クワイエット・ゼロの真相

 

プロスペラとデリングは始めから手を組んでいた……?



 

ここもなんとなく考察があたって嬉しい部分でした。

 

やはり、デリングは意図的にプロスペラを水星に逃していたのです。

 

クワイエット・ゼロを進めるために。

協力者として利用するために。

 

さらに

 

なんと、クワイエット・ゼロの発案者はミオリネの母のようです。

これは、まさかの展開でした。

 

 

そして、クワイエット・ゼロの真相が明らかに。

 

つまり、今回のソフィに対してエアリアルが行ったことを全MSに対して行う。

 

許容量以上のデータストームを浴びるMSは機能停止するのは、シャディク達との決闘の際の通りです。

 

 

そして、核となるのがエアリアル=エリィ。

 

まさにプロスペラの協力無しには成し得ない計画といえます。

 

 

 

ただ

 

プロスペラの企みってこれだけなんでしょうか?

 

プロスペラはこれまでも書いていた通り、常軌を逸しています

もはや人間の倫理観は持ち得ていないほど。

 

そこまで復讐に取り憑かれた人間が、デリングへの報復をしないわけがあるでしょうか?

 

 

ベルメリアとのやり取りの中で、この点を想起させる矛盾を感じました。

 

プロスペラの本当の目的

 

これは、ちょっと前のセリフから推測できます。

 

「エリィこそが、私達の目指すGUNDの未来」

 

エリィのように身体をすべてGUNDに委ねる



それは人間を捨てる??

このセリフ……どこかで……。

 

 



 

 

先生……!!

 

そう。プロスペラにとって復讐とはヴァナディースの意思を完遂すること。

 

これ、絶対ラスボスはプロスペラのやつだ……。

 

 

 

シャディクの企み

 

すべてはシャディクの手のひらの上だった。



 

思わぬ形で、漁夫の利を得たグラスレー。

しかし、すべてシャディクフォルドの夜明けとともに仕組んだ企みの通りでした。



 

さて、シャディクの最終的な目的は何なのでしょう?

 

恐らく、彼もアーシアンスペーシアンというイデオロギーの闘争にはさほど興味はないのではないかと思います。

 

決闘委員会に属し、決闘というMSの戦闘ごっこを取り仕切ってきたシャディク。

彼もまた、ソフィやノレアと同じく恵まれた環境にいる学生を許せない一人。

 

そう私は推測しました。

恐らく、彼女らと違って、イデオロギーの闘争への知識はあるにしても彼も学生。

 

いわゆる親ガチャ成功組VS失敗組の戦いを引き起こす張本人となるのではないかと思っています。

 

あとは、地球寮の面々がどう動くかですかね……。



 

次回の見どころ

今回は本作を語る上で、めちゃくちゃ大きなターニングポイントに感じました。

 

学園モノから本格的な戦争へ。

 

ガンダムファンが待ち望んだものではあります。

 

平和な学園が一気に戦火に見舞われる。これまでのタメがあったから、戦争の恐ろしさはかつてのシリーズ以上に感じてしまいます。

 

これから、スレッタたちはどこへ進んでいくのでしょうか。

 

画像引用元

©機動戦士ガンダム水星の魔女」/バンダイナムコフィルムワークス/サンライズ/MBS

 

 

次回の感想はこちら

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