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ダイの大冒険71話感想&ドラクエ要素解説

 

こんにちは。てんすけです。

 

ダイの大冒険ドラゴンクエスト大大大ファンです。

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

今週もダイの大冒険最新話が配信されました。

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この記事では最新話の感想ゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。

 

 

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注意

ここから先はネタバレあります

 

 

ネタバレ感想

 

炸裂!アバンストラッシュクロス!

 

かっっこよすぎ!!!!!

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アバンストラッシュの2タイプを同時に繰り出し、合体して炸裂させる!

これは理屈としては単純ですが、常人では到底できるわけがありません。

 

高速移動するエネルギー波に追いつき、相手の動きとタイミングをあわせる

 

これは、ヒュンケルにも、そして師アバンにもできないダイオリジナルの必殺技です。

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まさに師から必殺技を継承してそれを超えるという、この戦いを締めくくるにふさわしい技なんです。

 

 

ちなみに……

 

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ノヴァしかこの技の存在を今の今まで知らなかったんですね!

 

遠くからでもわかっちゃうのには、笑ってしまいましたが(笑)

 

 

武人ハドラー

 

そんな超必殺技をくらったのにも関わらず、ハドラーはなおも立ち上がります。

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彼が立ち上がる理由。

それは、自分を慕ってくれて、命をかけてくれた部下に報いるため。

 

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もうそこには、かつて魔王だったおごりから権力にしがみついていたハドラーはいません。

 

信念のため

仲間のため

使命のため

 

すべてを背負って戦う1人の武人がいるのみ!

 

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ハドラー以上に登場時と今で変化があったキャラクターはいないでしょう。

かつてのハドラーは本当に権力に執着する人物でした。

 

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初登場時のセリフのように、以前の彼は自分の立場を誇示するような言動が目立っていました。

これは、自信のなさの表れでもあり、成長の打ち止めを意味する心理状態ともとることができます。

 

〇〇という役職ついたから、後は下々にやらせるだけだ!みたいになることですね。

 

だから、バランが竜の騎士だと知った際など、自分の権力を脅かさないか恐怖に怯える情けない姿を見せるようになったのです。

ダイとバランが協力して自分を討ちに来るのではないか、と怯えてもいました。

 

ダイに対しての態度もわかりやすく……

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竜の騎士として覚醒することを恐れていたのがかつてのハドラー。

 

 

しかし

 

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「お前はとてつもないなにかをしでかす前に、いつもその顔をする。今では……俺の一番好きな顔だが……!」

 

 

このセリフ、かつてのハドラーはどこにもいないことが一発で分かるものとして大好きです。

以前は何より恐れていた、ダイの覚醒を今では心待ちにしている。

それを真っ向から受けて戦いたいと思っている。

 

武人ハドラー、ここに極まれり!

 

そんなハドラーとダイの正真正銘最後の激突が始まるのです!

 

 

ダイが引けない理由

この戦いに特別な思いがあるのは、ハドラーだけではありません。

ダイも同じ。

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親友であるポップにも、この戦いへの介入を許さないと言うほど。

 

なぜ、ダイはこの戦いにこだわるのか。

それは以前にも書いたのですが、ハドラーとの戦いは親(師)超えのための戦いだからです。

p-tenchan321.hatenablog.com

 

アバン、バランの代わりを務める大きな存在

それが今の武人となったハドラーなのです。

 

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また、ここでは育ての親であるブラスにも解説しておきます。

詳しくは「勇者アバンと獄炎の魔王」を読んでいただきたいのですが、ブラスは以前はハドラーの配下でした。

 

 

しかも、ハドラーから絶大な信頼を得ている存在。

このような経緯から、ハドラーはブラスを超える存在としても機能しているといえます。

 

ハドラーを倒して、ブラス、アバン、バランを超える。

通過儀礼としての戦い。

 

それが今回の戦いなのです。

だから、ダイはこの戦いを避けるわけにはいかないのです。

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ドラクエ要素解説

悪しき竜について

 

ついに出てきました冥竜ヴェルザーと雷竜ボルクス。

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ドラゴンクエストの中ではその名の通り、ドラゴン重要な役どころとして出てきます。

4〜6の天空シリーズでのマスタードラゴン

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ドラクエ9 10のグレイナル

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この辺りは、ドラクエに出てくるドラゴンとして有名ですよね。

(あとはしんりゅうとか?)

ちなみにどちらも味方となる存在です。

 

 

しかし、今回、アニメで語られたのは魔界にいる悪の力をもった竜たち。

 

ゲームではこのような存在いましたっけ??

 

実はいます。超有名なのが。

 

 

 

 

それはりゅうおう

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この姿は仮の存在で、真の姿は下のようなドラゴン。

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彼はその名の通り、竜族の王なのです。

 

実は意外と知られてないんですが、ドラクエシリーズにおいて竜のラスボスとして存在しているのは、りゅうおうただ一人。

 

だからこのゲームは「ドラゴン」クエスト=竜を巡る冒険の旅 というタイトルなのです。

 

そして、現在ではラスボス=竜の王というのはある意味で、ドラクエ1のみの聖域にすらなっています。

 

だからこそ、ダイの大冒険においても大魔王バーン=魔族で、竜の王は過去の存在なのでしょう。

ここにも1つ、ゲームへのリスペクトを感じました。

 

 

次回の見どころ

 

ダイが師(親)を超えるための戦い。

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その決着となる技は一体なんなのでしょうか?

アバンストラッシュクロスは、アバンストラッシュというかつて魔王を倒した技を自分のものとしたことを表した技

 

それならば、師(親)超えを表す技でこの戦いは終わるはず!

楽しみです!!!

来週も見逃し厳禁!!!