こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
感想
ダイ自身の誇りのための戦い、今始まる!!
ハドラーの命をかけた最後の挑戦、ダイはこれを真っ向から受けることにしました。
今のダイたちの目的は大魔王バーンを倒すこと。
その過程でハドラーと戦うことは、あまりメリットが無いはずです。できれば避けたい戦い。
パーティーを指揮する立場のレオナがハドラーに言った通りです。
しかし、ハドラーにとって、またダイにとってもそれは飲めない提案でした。
なぜならハドラーは、ダイにとって超えられなくなった偉大な2人の勇者の代わりを務める人物だったからです。
ハドラーは、アバン、バランの命を奪いました。
だからこそ仲間という形でダイたちに加わることはできません。
今、自分にできることは彼ら偉大な勇者たちの代わりに、ダイたちが打倒すべき武人として立ちふさがるのみ。
そう、ダイが2度と直接戦い超えられなくなった存在を討った魔王として勇者の前に立ちはだかったのが今のハドラーなのです。
それが、ヒムが代弁したハドラーの生きた証。
だからこそ、ダイは彼の挑戦を受けざるを得ない。
これは、大魔王を打倒する勇者の戦いではありません。
ダイ自身の誇りをかけた戦い
偉大なる2人の勇者を超える戦い
ハドラーはこれらをすべて理解してダイに挑んでいます。だから、彼はここで敗れることもどこかで予見していたのではないでしょうか。
今回のエピソードを見ると、ダイの大冒険はドラクエのメディアミックスですが、どこまでいってもジャンプ作品なんだと感じます。
すでに命を落とした偉大な存在を超えることで勝つ
これは、ダイの大冒険と連載時期を同じにした作品でも頻繁に描かれていたことです。
有名なのは「るろうに剣心」
志々雄一派との決戦で、生死不明となった斎藤一に対して相楽左之助が決意したこと。
勝つではなく超える
今のダイとハドラーの状況と同じだと思いませんか?
超えるという自分が成長することで偉大な存在へのたむけとする。
これこそ90年代ジャンプイズム!!
さあ、ダイの大冒険ベストバウトが始まります!!!
この先は1話もお見逃し無いよう!!
ドラクエ要素解説
ラストダンジョンが片道切符ではなくなること。
これで、ダイの大冒険のラストダンジョンであるバーンパレスもゲームシリーズと同じような場所になりました。
どういうことか、解説します。
ドラゴンクエストではラストダンジョンであろうと、付近には町や村があるため一度攻め入ってもルーラで容易にやり直しができました。
みんなよくやるのが、あらかた経験値をためて宝箱をすべて空けたら一旦戻って宿屋で回復してから再度ラストダンジョンでラスボスだけに挑む。
こんなふうに多くのプレイヤーは、終盤の攻略を行っていたはずです。
しかし、ダイの大冒険ではそれができない仕様でした。
それが、今回のミナカトールによってバーンパレスを静止させることによって従来のドラクエダンジョンとなったのです。
そもそも、バーンパレス自体が空中要塞という仕様だったため、この展開になったのかなとも思いました。
従来のゲームよりも難易度の高いラストダンジョンとして設定されたバーンパレス。
今後もプレイヤー(ダイたち)を悩ます鬼畜なトラップを仕掛けて困らせることを期待します!
次回の見どころ
ダイvsハドラー以外にも最高のマッチアップが!!
魔法対決のポップvsシグマ
因縁の対決のヒュンケルvsヒム
そして、マァムvsアルビナス。
この2人の対決が意味するものとは!!
どの戦いもこれからはベストバウト!!
来週も楽しみです!!
最後に言わせて!声優さん的にも小松さんvs田村さんの強い女性キャラバトル!!期待大です!!!