こんにちは。てんすけです。
生まれてからずっとジャンプっ子!
ジャンプ暗黒期もひたすらに読み続けて「るろうに剣心」と共に育ちました!!
今週も新作アニメーション「るろうに剣心」の最新話が放送&配信されました。
この記事では最新話のネタバレ感想と史実の解説を書いていきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
飛天御剣流炸裂!
龍巣閃!!
一撃ではびくともしない左之助に対抗すべく、繰り出した超スピードの連撃!!
そして
龍槌閃!!
剣心の十八番です!!
空中高く飛び上がり、急降下することで威力を増す唐竹割りの一撃!!
比留間五兵衛や宇治木にも繰り出したまさに剣心を代表する技ですね。
技名だしたのはここが初めてですね!!
そしてそして……
土龍閃は!?
比留間喜兵衛を痛めつけた剣心の必殺技!!
のはずが……
まさかの技名無し!!
さすがにこれは剣術ではないと和月先生も思い直したからでしょうかね……。
神谷道場の新しい仲間
こいつしれっと仲間になったぞ!
いや、冷静に考えると左之助が神谷道場に居候する理由がマジでわからなくないですか!?
だって、いきなりやってきて、ただ喧嘩して負けたら居座る???
なんの脈絡もなさすぎる!!
ただ、左之助ならよし!!
みたいなところはありますね(笑)
ここすき(笑)
腕力でも打たれ強さでもなく、周りの人も自然と明るくなる人当たりの良さが左之助のもつ1番の才能なんだと思っています。
ちなみに、実写版の左之助が一番なんの理由もなく神谷道場に居座りだすので、これもめっちゃ好き。
史実解説
赤報隊と相楽総三
左之助が維新志士を憎む理由。
それが赤報隊の事件でした。
赤報隊、一時期は中学社会の教科書にも載っていた紛れもない史実です。
幕末期の混乱を象徴するようなエピソードでもあります。
四民平等を目指して、維新に力を貸した。
しかし、維新政府の裏切りに合って歴史の闇に消えた悲劇の部隊。
隊長の相楽総三は、左之助の生きる道を示し、真の維新に邁進した人物。
「るろうに剣心」ではこのように赤報隊と相楽総三について語られていました。
ただ、最近の研究だとそうでもなかったというのが定説です。
左之助の回想にもあった「年貢半減令」にまつわる話は、事実かどうかわかりませんが、赤報隊が資金源として地域の豪農の蓄えを不当に得ていたのは、台帳も残っている史実です。
また、薩摩藩と手を組んで江戸で行っていた攪乱作戦も、停止要請があったにも関わらず略奪自体はやめていなかったという記録も残っています。
つまり、これらの史実から実像を推測すると……
相楽総三が、真の維新を信念として抱えていた。そして赤報隊を作った。
しかし、組織が大きくなるにつれて統制が取れず、末端が暴徒化して暴れていた。
そんなふうに私は考えました。
ただ、「るろうに剣心」がジャンプで連載されていた当時は、ここまで歴史資料がそろっておらず、赤報隊というものを今作で初めて知ったという人も多かったようです。
かの司馬遼太郎氏の作品のように、作中の出来事が史実とされてしまう現象が数多く起こった「るろうに剣心」という作品。まさに歴史に残るマンガです。
次回の見どころ
黒笠!!
実写版1作目のラスボスも務めたキャラクターです!!
思いっきり暗く描いてほしいと思います!!
楽しみ!!
画像引用元
©「るろうに剣心ー明示剣客浪漫譚ー」/和月伸宏/ライデンフィルム/集英社/フジテレビ
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