こんにちは。てんすけです。
生まれてからずっとジャンプっ子!
ジャンプ暗黒期もひたすらに読み続けて「るろうに剣心」と共に育ちました!!
今週も新作アニメーション「るろうに剣心」の最新話が放送&配信されました。
この記事では最新話のネタバレ感想と史実の解説を書いていきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
御庭番式戦闘術
小太刀と拳打!!
御庭番衆御頭、四乃森蒼紫。
その強さは、般若をも上回る拳打のスピードと威力。
さらに、小太刀という太刀と脇差しの中間の長さの刀を用いて行う鉄壁の防御。
小太刀は別名忍者刀とも呼ばれていて、その名の通り隠密を行う者が護身用に携帯していたとも言われています。太刀ほどの長さが無く、刃の反りも少ないので携帯性に優れていたからです。
いくら神速の太刀筋を武器とする剣心でも、この防御はなかなか崩すことができませんでした。
なぜなら、蒼紫の小太刀は剣心の間合いの内側に侵入し、一撃離脱を繰り返すという達人同士の戦いではもっとも強いと呼ばれる戦法を取っているからです。
そして、奥の手。
流水の動きと回天剣舞!!
剣心も絶体絶命の危機に……。
蒼紫が背負うもの
彼もまた仲間のために戦う者
蒼紫の強さ、それはもちろん小太刀と格闘術です。
ただ、芯の部分にある強さは御庭番衆の誇り。
蒼紫は幕末の世に戦えなかった側の人間でした。
江戸城が無血開城したことによって、御庭番衆は役割を解かれてしまったからです。
新時代に生きる道が蒼紫にはありました。
しかし、般若、式尉、火男、癋見にはありませんでした。
彼らは戦いでしか生きられなかったから。
だから、蒼紫は明治の世でも御庭番衆御頭であり続けたのです。
仲間たちが生きる場所を守るために。
これって剣心たち、神谷道場が守っているものとまったく同じなんですよね。
薫は、剣心、弥彦、左之助と1人ぼっちで生きている彼らをなんの詮索もせずに道場に招き入れました。
過去に何があろうとも、共に生きていくことを決めた人たちなんです。
人は居場所が無いと生きていけません。
薫たち神谷道場の面々も、御庭番衆もその点において同じ。
剣心と蒼紫の激突。
それは、お互い譲れないものを守る戦いだったのです。
追加シーン解説
飛天御剣流新技
龍咬閃!!
これは驚き!!
原作にはなかったシーン!!
新規追加というわけではなく、元々剣心が繰り出した白刃取りに名前を付けたという感じですね。
原作では単なる白刃取りでした。
刀の受け止め方も上下に包み込む形。まるで龍が咬み付いているようになっているのが必殺技っぽいですよね。
宝塚の武田観柳
ガトガトガトガトー!!
このセリフは和月先生のお気に入りなんですね!!
武田観柳=ガトリングガンをめっちゃ印象づけるセリフ。
北海道編において原作でも描かれたこのセリフですが、元は宝塚版の「るろうに剣心」です。
宝塚版の武田観柳は、歴代でもダントツに魅力的!!
ガトリングガンを手にしてハイになるところや、金に執着する理由など、すべて原作に逆輸入されるほどだったのです。
そんな武田観柳をアニメ版でも描く!!
さらに、英語混じりのセリフ回しは、これ実写版の逆輸入ですよね。
お前全部脱げ!!とかも言ってほしいな〜。
次回の見どころ
ガトリングガンの犠牲になった式尉!!
そして蒼紫の命は!!
武田観柳との直接対決!!
いよいよクライマックスですね!!
画像引用元
©「るろうに剣心ー明示剣客浪漫譚ー」/和月伸宏/ライデンフィルム/集英社/フジテレビ
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