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マーベル ホワット・イフ……?第6話感想&考察

「ホワット・イフ」各話感想はこちら

 

こんにちは。てんすけです。

 

今週も「ホワット・イフ……?」最新話が今週も配信されました!

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 原作コミックには詳しくないのですが、MCU映画シリーズドラマシリーズ共にすべて視聴しているそんな私の立場から、各話の感想と考察を書いていきます。

 



「ホワット・イフ……?」はDisnyプラスで見ることができます。

 

disneyplus.disney.co.jp

 

注意

ここから先はネタバレを含みます。

 

 

 

 

率直な感想

 

 

初志貫徹の男

それがキルモンガー

 

てっきりキルモンガーがアイアンマンになると思ってましたよ。

 

そしてウルトロンと共にワカンダ攻め込むのかと。

 

そうじゃなかった。

 

キルモンガーは常に同胞の解放と、復讐と、故郷への帰還しか見ていなかった。

 

 

 

キルモンガーが見ていたもの

キルモンガーのバックボーンは、父親の死。

 

それも父にとっての兄であるティ・チャカ国王に殺されたことでした。

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アニメでもこのシーンありましたよね〜。

シビル・ウォーでの殺害される前に息子に愛を語るシーンです。

 

よく息子死んだ後に、キルモンガーに対してこれできたな(笑)

ティ・チャカ。

 

彼の厚顔っぷりは「ブラックパンサー」本編でもところどころ見えましたが、今回もばっちりと描かれていました。

 

ラストシーン。

自ら殺害したヌジョブを称えながら、息子であるキルモンガーにワカンダをたくそうとする。

 

ふつうの神経では考えられませんな……。

 

 

さて、「ブラックパンサー」ではティ・チャラがさまざまな部族をまとめあげることでワカンダを収めることに成功していました。

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キルモンガーはどうするのでしょう?

 

彼の見ているもの、それは復讐。

 

おそらく今後ティ・チャカも彼の手にかかるでしょう。

 

そして、各国にいる同胞を解放し、ワカンダを力により統率しようとする。

 

ハーブの幻影世界でティ・チャラが語った

 

「お前は盗んだんだ。努力することなく手に入れた力は儚いものだ。いつかお前の足をすくうだろう。」

 

この言葉。

 

国という得体のしれないものは、ただ強いだけではまとまることはない。

 

敵を倒すだけではヒーローとはなれない。

 

この後のキルモンガーの運命を予言するように思いました。

 

その証拠に今回のラストは、ペッパー・ポッツとシュリが手を組むシーンで幕を下ろします。

 

彼女らの原動力は復讐のままでしょうか?

 

それは描かれていないのでわかりませんが、ウォッチャーが語る「ヒーローは死なない」が未来を見据えたものならば、おそらく彼女たちこそがワカンダの真のヒーローとなるのでしょう。

 

小ネタ

 

ガンダムは笑いました。

 

これは、キルモンガー役のマイケルBジョーダンが大のアニメ通ということからのいわゆる中の人ネタですね。

 

彼の1番行きたい場所は秋葉原だそう。

 

ガンダムベースTOKYOもいいよ

 

さいごに

 

今回は予告で見た展開とはだいぶ違って、キルモンガーやティ・チャラの魅力をさらに掘り下げる1話でした。

 

また、MCUの始まりである「アイアンマン」のIFというのも面白かったです。

 

そもそもヒーローが生まれるのは逆境の中。

テンリングスに拉致されることなく生み出されたリベレーターは兵器でしかありませんでした。

 

ヒーローに悲しき過去が必要というのは、メタ的な要素満々ですが改めてヒーロー物のテンプレートについて考え直すような回だったようにも思いました。