こんにちは。てんすけです。
ガンダムシリーズの大大大ファンです!!
今週も放送&配信されました!
この記事では最新話の感想とストーリーの考察を書いていきます。
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ここから先は最新話及びPROLOGEのネタバレあります
ネタバレ感想
株式会社ガンダム始動
このPVを作ったのは誰だー!!
シュールすぎるわ(笑)
公式から配信もされてるの笑いました。
しかも、これ撮影に1日はかかってますよ。
スレッタの顔を見ると疲れがわかるので。
5分の動画でも撮影は1日はかかるんですよね……。
さて、会社を作ったはいいが、何を仕事とするかが問題でした。
ガンダムを兵器として売るとなると、それは軍需産業を作るということ。
すなわちベネリットグループがやっていることです。
ミオリネは結局父親と同じ道を歩もうとしていたのです。
スレッタを救うために、会社を作ったのに、結局ガンダムを兵器として扱う。
これがデリングが言っていた呪いだったのです。
果たしてそれでいいのか。
ミオリネはその呪いに抗う道を選びました。
ヴァナディースが掲げた理想=GUND医療を事業として選ぶことにしたのです。
GUNDを完成させて医療に生かす
それがMSが人を生かす
ミオリネたちは、茨の道でありながら未来への道を選んだのです。
シャディクとミオリネ
ミオリネとは違う道。
ミオリネがガンダムで人を活かす道を選んだのなら、シャディクは御三家がねらう軍拡を選びました。
ただ、シャディクはどことなくしょうがなくこの道を選んでいるようです。
それを表す描写が今回いくつかなされました。
一貫してガンダムは禁忌であるという義父サリウスへの一言。
ちなみにこれは、サリウスに対してというよりはベネリットグループ、ひいては現在の軍需産業全体に向けてという言葉のようにも思います。
また、ラストシーン。
ミオリネからガンダムを奪い取り、廃棄するという寮生たちの言葉に対する反論。
彼はガンダムを手にしたい思いはあっても、廃棄しようとする大人たちに賛同しているわけではないのです。
すなわち、彼は養子という立場から、グラスレー社に貢献し続けなければならない人生を歩んでいるということなのでしょうか。
そうであるならば、グエルやエラン(強化人士4号)と共に彼もまた「家族の支配からの脱却」を望む者。
作品のメインテーマに関わる人物であるならば、ミオリネたちと合流するのか、対立して別の道を歩むのか。
今後の彼の動向に注目です。
今日のグエル
Oh……。
一般生徒にからかわれても動じない。
かっこいいです。それがグエル。
そこに現れたのがシャディク。
ここでも意味深な発言をしていました。
グエルとの決闘を避けていた理由。
それは、グエルを信用していたから。
グエルの目的は第1話でもわかりやすく「ミオリネを花嫁とすること」でした。
この目的を信用して達成してくれると思っていたから、彼と不要な争いをしなかったということ。
つまり、ミオリネのベネリットグループ総裁の娘という立場を手に入れ、なにかをするという目的がシャディクにはあったのではないかと、ここからも推測することができます。
シャディクは物語を動かすキーパーソンとなりますね。ニカとの関係も気になりますし。
小ネタ
充電式エアブラシだーー!!
ほしいーー!!
ガンプラ楽しいですよ〜
ストーリー考察
GUNDの理想
プロローグ以来の登場。
カルド博士!
ミオリネたち株式会社ガンダムの事業はカルド博士らヴァナディース機関の理想を受け継ぐこと。
その理想がGUND技術の医療への転用。
カルド博士は、GUND技術を外宇宙へ進出するための外骨格として研究を行っていました。
それが、オックスアース社によって軍事転用された結果がガンダムだったのです。
GUND技術を軍事転用したシステム = GUNDフォーマット
GUNDフォーマットを搭載したMSが「GUNDーARM(ガンダム)」でしたね。
つまり、もともとGUND技術とは軍事目的で開発されたものではなかったのです。
ガンダムは兵器じゃなくて医療の未来を具現化した存在なんだ!!
・
・
・
と、片付けて良いのでしょうか?
私はこのカルド博士の映像に対して違和感を覚えました。
というのも、カルド博士は少なくともプロローグでは、GUND技術は医療がゴールであるとは一言も発していないからです。
カルド博士が明言していたのは、人間の身体機能の拡張。
宇宙で人間が生活するために、新たなフレームを手に入れるということ。
「エリィやエリィのパパやママが宇宙で生きていくためには、適用できる身体が必要なのさ。こんな兵器じゃなくてね。ルブリスは私達がGUNDの未来。人類の可能性を切り開く新たな扉。」
「地球というゆりかごで生まれた人類が宇宙へ出るにはこの身体は脆弱すぎる。赤子が服を着るように。私達はGUNDをまとうことによって宇宙へ出ていける。」
機動戦士ガンダム水星の魔女 プロローグより
人間の外側を捨てて、中身だけもっと宇宙に最適化した体に取り替える。
これがカルド博士含むヴァナディース機関が掲げていたGUND技術の理想です。医療への転用はその副産物またはその発端でしかなかったのです。
つまり、GUND技術を医療に活かすことがそのまま実現可能なものである保証はどこにもないし、なんならこの映像は虚偽のものである可能性もあります。
おそらくベルメリアはミオリネに、強化人士4号の件もあって罪滅ぼしのつもりでこの映像を渡したのでしょうか。
デリングがカテドラルを設立してガンダムの廃棄を進めた理由を読み解く鍵はこの違和感がヒントになりそうです。
また、スレッタの反応もおかしいですよね。
君は絶対エリィじゃないですね。
地球で起こった戦争
やはりといえばやはり。
この世界にも戦争は起こっていた。
ガンダムシリーズでは決まって戦争が描かれます。
MSは兵器であるので当然です。
ただ、本作の掲げるテーマでは戦場を描く必要がないというのは第1話の記事でも書きました。
しかし、やはり戦争というものは多くの人に影響を与えるもの。今後も物語に大きく影響しそうです。
さて、ここで考えたいのがどのような対立軸で戦争が起こったのか。
単純に考えると……
スペーシアン(富裕層)が宇宙へと移住しフロントで生活することに。
⇓
スペーシアンだけで独自に経済圏を作る。(ベネリットグループなど)
⇓
それに反発するアーシアンたちの反乱。フロントの破壊レベルのテロなど勃発。
⇓
でしょうか。
ただ、これだと現在でも戦争は続いていることが容易に想像できるかと思います。
もしくは、大きな戦いは終わり、各地でゲリラ活動が起きている状態。
それが第4話での鎮圧のシーンでしょうか。
いずれにせよ、学園生活の外ではこれまでのガンダムシリーズのような埋められない溝による対立が起こっていることが分かりました。
これが学生たちにどのような影響を与えるのかにも注目です。
次回の見どころ
タイトル気になるー!
おそらく会社設立をかけたシャディクVSスレッタの決闘になるかと思いますが。
第5話で描かれたように、決闘は団体戦もあります。
グラスレー社のMSの用意から考えると、地球寮との団体戦もあるかもしれませんね。
もうS1も大詰め!!!毎週楽しみです!!
次回の感想はこちら