こんにちは。てんすけです。
ガンダムシリーズの大大大ファンです!!
今週も放送&配信されました!
この記事では最新話の感想とストーリーの考察を書いていきます。
「機動戦士ガンダム水星の魔女」見るならABEMAがおすすめ。
ここから先は最新話及びPROLOGEのネタバレあります
ネタバレ感想
グエルの決断
なんで!?
花嫁候補2人目爆誕!!
ごめん。意味わからん!!!
・
・
・
と、いうのは冗談で。
この展開はかなりアツい!!そう思いました。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」とは「家族の支配からの脱却」の物語。
グエルもまた家族からの支配をうけていた人物でした。
自身の決闘を無効にされたり、自律戦闘システムを搭載したMSで戦わされたりと。
今回のタイトルであるグエルのプライドを完全に無視された決闘をさせられたのです。
しかも、グエルがスレッタに敵わないと見ると、さらなる妨害行為までする始末。
だから
グエルが自分の力でダリルバルデを動かした瞬間、心の底から彼を応援してしまいました!!
自分のプライドのために戦う!!
そんなグエルが本当にかっこよかったです。
ここでダリルバルデの目が光るのもナイス演出。
グエルが立ち上がったのは、決闘前にスレッタに教えてもらった言葉もあってでしょう。
逃げたら1つ、進めば2つ手に入る。
これは物語のテーマを象徴する言葉のように思います。
逃げた=今のまま家族のもとで生活した ならば、安心安全が手に入る。
進めば=家族から巣立てば ならば、経験、勇気、そして仲間が手に入る。
だからこそのグエルの決断です!
スレッタに結婚を願ったのは、彼が家族の支配から脱却しようとする同志だから。
今後は、スレッタが学園で決闘を行い、家族から巣立とうとする同志をガンガン増やしていくのではないでしょうか!
第2の花嫁グエルの活躍にワクワクが止まりませんね!!
決闘のルール
決闘は平等ではない。
やはりなとは思っていましたが、決闘とは個々人の実力だけで決まるものではありませんでした。
決闘の口上に違和感はばっちりありました。
決闘は操縦者の技のみに決まらず、ただ結果のみが真実。
結果のみが真実。
すなわち決闘=MSの戦闘というわけではないのです。
決闘に至るまでの諸々もすべて結果に含めて良い。
これって、すごく貧困の連鎖による経済的不平等な考え方に通じるなと思いました。
くだけて言うと、親ガチャ的な考えです。
ガチャ(おやガチャ)は、日本のインターネットスラング。生まれもった容姿や能力、家庭環境によって人生が大きく左右されるという認識に立ち、「生まれてくる子供は親を選べない」ことを、スマホゲームの「ガチャ」 に例えている[1][2][3]。「親ガチャ」という言葉はベースで人生の結果が決まるというニュアンスが強いために、この言葉への反感もある[4]。
すなわち、御三家であるジェターク社、ペイル社、グラスレ―社の3人が決闘においても有利になるのは当然。
もっと言うと、この御三家の嫡子である3人に決闘で勝つことはほぼほぼ不可能であるということ。
なぜなら、今回のダリルバルデのように決闘のたびにバンバン新型出されて、デミトレーナーでは勝てるわけないんですよ。
すなわち、この決闘システムは学園における御三家の統治システムでしかないということです。
スレッタやミオリネがこのシステムに立ち向かうことが、今後のストーリーの大筋なのではないでしょうか?
そして、それが学園を支配する大人たちからの脱却へとつながっていく、と。
ストーリー考察
スレッタの操縦技術
第1話と同じ彼女の自信が現れたセリフ。
実はスレッタは、人と交流することに対しておどおどしているのですが、MSの戦闘に対しては臆す描写は今まで一度もありません。
なぜ彼女はここまで自信をもっているのか。
これはプロローグと第1話の間の物語「ゆりかごの星」を読むと考察できます。
「エアリアル、ゲーム出して」
スレッタが僕のコンソールを操作して、ゲーム画面を表示させる。
今日は何のゲームをするつもりなのかな。
「撃つやつ! 今日こそ、お母さんに勝つんだ」
スレッタのお母さんは、僕の開発者で、ガンダムのテストパイロットでもある。
そのせいか、お母さんもスレッタも、この類のゲームが得意だ。
初めてスレッタがこのゲームを遊んだのは4歳の頃だったろうか。機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式HP https://g-witch.net/music/novel/より引用
まず、ここで描かれたゲーム。
初めてスレッタが遊んだのが4歳の頃という話と、撃つやつ、という部分から「機動戦士ガンダムAGE」でフリット・アスノが孫のキオにさせていたMSシュミレーターのようなものではないかと推測できます。
4歳はスレッタ=エリーが、プロローグで描かれた通りパーメットリンクを完了させた年齢。
プロローグでエルノラが行っていたシュミレーションをそのままゲームとして与えているのではないかと考えるのが自然です。
11歳になったスレッタが僕のコクピットに飛び込んでくる。
「太陽光、活発。高エネルギーのプロトン現象を観測。しかし、地表降下には問題なし。急いでくれ!」
水星は人類が生活するにはまだまだ危険な場所だ。
だから、事故が起こる度に僕らが駆り出される。
だって僕らは、水星で最高のコンビだから。
これまでも何度も老人たちの命を救ってきた。機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式HP https://g-witch.net/music/novel/より引用
11歳の時点でもうすでにエアリアルの操縦経験が豊富であるスレッタ。
彼女の第1話時点での年齢は17歳。
最低でも6年はパイロット経験があるわけです。
これは、歴代のガンダムシリーズの中でもベテランパイロットの域に入る年数。
小説でもスラスターやビームサーベルの出力制御と、かなりの離れ業をしている描写が存在します。
この経歴を加味すると、たしかにスレッタは学生ではまず太刀打ちできないレベルのMSのパイロットでしょう。
だからこその自信。
彼女のMS戦闘に対する自信は積み上げられてきた操縦技術に由来するのだと結論づけることができます。
ただし、気になるのが彼女はGUNDフォーマットの性能についてはどれだけ理解しているかという点。
スレッタは上述した通り、かなりのレベルのパイロットです。しかし、ガンダムエアリアルの性能も相まってこれだけの戦績を残していることも事実。
彼女がGUNDフォーマットについて知った上で、エアリアルを駆っているのか、知らずに母エルノラの言うがままに駆っているのかではまったく話が違ってくるように思います。
後者の場合、エルノラは完全にベネリットグループへの復讐に人生を捧げた存在になっているといえるからです。
次回の見どころ
これはダブルミーニングなのでしょうか?
そして、続々ラインアップされているガンプラたち。
そろそろ各機体のお披露目がなされるかなとも期待しています。
次回も楽しみです!!
次回の話の感想はこちら