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ネタバレ感想&考察「機動戦士ガンダム水星の魔女」第12話

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こんにちは。てんすけです。

ガンダムシリーズ大大大ファンです!!

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

TVシリーズ最新作「機動戦士ガンダム水星の魔女

今週も放送&配信されました!



この記事では最新話の感想とストーリーの考察を書いていきます。

 

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注意

ここから先は最新話及びPROLOGEのネタバレあります

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

 

日常を壊す戦争

 

未だかつてない恐怖。

 

機動戦士ガンダム水星の魔女12話。

断言します。

 

戦争シーンをかつてないほどリアルに描いたエピソード。

リリッケの過呼吸がたまらなくリアル

 

 

戦争は日常のすぐそばにある。

それが現代に生きる我々の世界。

 

 

前回まではエマージェンシーが発令されても、どこか現実味のなかった地球寮の面々

 

どこか遠くで戦争しているだけ。

大人たちが戦っているだけ。

 

自分たちはまた会社ごっこという日常に戻れる。

 

 



 

 

そんな幻想一気に打ち砕くシーンの数々。

私が1番戦慄したのは、テロリストによる白兵戦が始まった瞬間に地球寮のシーンへ切り替わった時です。

 

MS戦闘というまだ非現実的な戦いから、一気に我々の元に降りてくる生身の人間による戦い。



そんなものから最も遠いと思われていた地球寮のメンバーが巻き込まれることとなったのです。

 

これは決闘ではない。

 

殺し合いです。



 

この現実を突きつけられた人物は、もう1人

 

グエル

 

 

彼は決闘の経験によりMSには絶対の自信をもっていました。それはスレッタやエランに敗れた後も揺るぎはしなかった。

 

しかし、今回の彼は……

 

生き残ることしか考えられなかった。

かつてのグエルはコックピットにいませんでした。

 

学園のエースパイロット

 

そんな称号は戦争の前では無意味

ただ、ただ、生きるためにあがく少年でしかないのです。

 

 

そして、彼は必死にもがく過程で父を手にかけてしまいました。

 

こんな支配からの脱却は望んでいなかった。

 

彼はこれから生き残ることはできるのでしょうか。

どれだけ彼に背負わせるのか……。

 

私は以前この記事で水星の魔女では、戦争の要素は匂わせるだけ、象徴として描くだけと述べました。

p-tenchan321.hatenablog.com

 

 

申し訳ありませんでした。

 

ここまで戦争の残酷性を描き切るとは。

 

今、現代に生きる我々が絶対に見なければならない作品だと思いました。

 

 

 

進んだスレッタ

 

逃げるよりも進むことを

 

スレッタは逃げることをやめてエアリアルを駆る、進むことを選びました。

改修されたエアリアルの性能は、スレッタのパイロット技術によって圧倒的な戦闘能力を発揮します。

シールド!?iフィールド的なやつですか!?

 

 

 

ビームライフルと一体化することで高出力のビームを!!



 

かっこいい!!!!

すごいぞ!!エアリアル!!

すごいぞ!!スレッタ!!

 

地球寮のみんなを

グエルを

そして、ミオリネを守って!!!!

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女が進んだ道。

それは、兵士への道

 



 

人を殺すことが日常に存在する道でした。

スレッタは経験してしまったのです。

 

人殺しを。

 

ミオリネが発した決別の叫び。



 

奇しくも、花婿と花嫁になった構図と同じ。



 

2人の道は決定的な溝によって分たれてしまったのです。

 

 

 

ストーリー考察

 

最もおぞましいシーン

 

ざ、残酷すぎる。

 

 

このシーン、震えてしょうがなかったです。

 

娘に対して

 

諭すように

背中を押すように

 

人殺しを強要する親。

 

どこまでおぞましいのでしょうか。

以前から、プロスペラの考え常人の理解が及ばないと私は持論を展開していました。

 

今回はそれすらも超越しているように感じます。



逃げたら1つ

進めば2つ

 

どんな思いで彼女はこの呪いのセリフを発しているのでしょうか?

 

ただ、実はこれメタ的にも見ることができます。

 

我々ガンダムファンがいつも作品に求めることって何ですか?

アムロ・レイシャア・アズナブルを好きな理由って何ですか?

 

 

戦うから

 

ではないですか?

 

戦いに身を投じる彼ら心情の揺れ動き楽しむために、ガンダム作品は生まれるのです。

 

じゃあ、ガンダムの主人公たちを戦わせているのは誰ですか?

 

スレッタを戦わせようとしていたのは誰ですか?

 

 

 

そう。我々です。

 

 

 

プロスペラと我々ガンダムファンは同類です。

 

スレッタに決闘ではなく、一線を越えさせることを願ってませんでしたか?

 

プロスペラの言葉を憎みつつも、エアリアルの活躍を期待しませんでしたか?

 

 

本当に戦慄しました。このおぞましすぎるシーンに。



 

エアリアルが格納されていたのが、“78”番ハンガーだったのも絶対意味がありますよね。

 

 

 

 

 

小ネタいろいろ

 

ビームの色

やっぱり緑のビーム戦闘仕様じゃなかったんですね。

 

これ、OPやガンプラではエアリアルのビームはすべて青だったので第1話から感じていたことでした。

おそらくコロニーの外壁に影響を与えない仕様が、ピンク戦闘仕様なのでしょう。

 

 

パーメットスコア

アンチドートの限界がここ!

 

今回パーメットスコア3以下にしか通用しないことがわかりました。

 

ということは、第9話のエアリアルパーメットスコア5以上は確定ということでしょうか。

今回のルブリスウルはパーメットスコア4なのに赤いままなので。



 

 

 

次回の見どころ

 

4月までお預け辛いーーーー!!!



 

ここで切られるなんて。

 

あと、同じこと考えてる人多いと思いますがこれあと12話でまとまるのでしょうか??

 

こちらとしては4クールやってくれたって構わないんですからね!!

期待して待っています!!

 

 

あと、新エアリアルのプラモ作りたいよーーーーー!!!


www.youtube.com

 

 

次の話の感想はこちら

 

p-tenchan321.hatenablog.com