こんにちは。てんすけです。
ついに公開されました「グリッドマンユニバース」
グリッドマンファンの私はもちろん公開日に見てきました!!
率直な感想は……
泣きすぎてやばい。
今回の記事では、私がなぜ泣いたのか!!今作の魅力とちょっとした考察をネタバレしまくりで書いていきます。
私が泣いたポイント
独りじゃない、どこまでも
(現実世界の)新条アカネ再登場!!
120%出てくると思っていたのが、ここしかないというタイミングでの登場でした。
そして、怪獣使いとして覚醒!!
インスタンスドミネーションするのは、アレクシスケリブ!!
前作のラスボスを従えての登場は熱すぎました。
アレクシスケリブもグリッドマンのフィクサービームの影響で丸くなっていたのでしょうか(笑)
新条あかねがグリッドマン同盟を助けに来たのは、『友達』を助けるため。
自分で作った世界の住人に対する彼女の思いが明らかに変わったのがわかりますね。
さらに最後の実写パートでギャン泣きですよ。
PV「UNION」で彼女が声をかけた女子グループと友達になれたんですね。
さあ!始めよう!
ダイナゼノンチーム再び!!!
私は「SSSS DYNAZENON」が大好きなので、ガウマ含めた全員が揃うのを本当に楽しみにしていました。
まさかこんな最高の演出でやってくれるなんて!!
皆さんご一緒に!
ダイナゼノン!バトルゴーーーー!!!
そして重なるように始まる“さあ、始めよう!”
映画館で叫びそうになりました。
この掛け声をかけるのが、ちせっていうのがまたいいんですよね。
TVシリーズからの成長を本当に感じました。
以前の彼女であれば、六花たちの学校行くなんて絶対言わなかったですもん。
今作は本当にちせの活躍場面が多かったですね。
声優さんの知名度も「リコリス・リコイル」のメガヒットで上がったからでしょうか。
君を“退屈”から救いに来たんだ
再び邂逅したアカネとナイト=アンチ。
アカネはナイトに謝罪の言葉を口にします。
しかし、ナイトから返ってきたのは心からの感謝。
前作「SSSS GRIDMAN」で“退屈”から彼女を救ったのは間違いなくアンチでした。
アカネは彼を利用した挙げ句、助けられたお礼も告げていなかった。
それなのに、アンチは自分への感謝の気持ちを告げる。
この時のアカネの顔。写ってませんでしたが、みなさんすぐに分かりましたよね。
ちょこっと考察 テーマとマルチバース
今作のテーマは、ずばり「つながり」だと思いました。
このテーマは、「SSSS GRIDMAN」「SSSS DYNAZENON」で描いてきた「自分を認める」というテーマから昇華したもの。
しかも、ここにマルチバースを絡めてきたのがさすがTRIGGERと言わざるを得ませんでした。
今作で描かれたマルチバースは、グリッドマンの体内で起きているという一風変わったもの。
マルチバース化したことで、それぞれの登場人物が過去の遺恨と決着をつけることになります。
ガウマと蓬
ちせとゴルドバーン
ガウマと姫
アカネとナイト
アレクシスケリブと新世紀中学生
これらの現象が指し示す答えは、マルチバースとはただの現象ではなく、それぞれの人物が持ち合わせているもの。
マルチバースと聞くと、宇宙空間が〜〜と難しいことを考えてしまいますがもっとシンプルだったんです。
1人の個人が生きてきた人生。
それに他者が絡むだけで別の人生になる。
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あの時、あの人と出会わなかったら自分ってどうなっていたんだろう?
我々の人生ってこう見るとマルチバースだらけじゃないですか?
こういうシンプルな答えを見せてもらえて、私は思ったことがあります。
もし、幼いころ「電光超人グリッドマン」を見ていなかったら、今作「グリッドマン・ユニバース」とは出会えなかったのではないか?
だから、この映画を見たのは偶然なのかもしれません。
改めて、あの頃の自分に言いたい。
君が好きなグリッドマンは、大人になった私にも力を与えてくれる優しいヒーローになったんだぜ!!
電光超人グリッドマン世代へのこんな優しいメッセージも含まれた劇場版であることに気がついた時、本当に本当に嬉しかったです。
おわりに
まとめると、「グリッドマンユニバース」はすべてのグリッドマンファンへのサービスをやりきった名作です!!
電光超人グリッドマンが好きな人達も
SSSS GRIDMANが好きな人達も
SSSS DYNAZENONが好きな人達も
みんな尊重されていていい!!
それぞれのヒーローをもっていていい!!
それがユニバース!!
そんな世界一やさしいメッセージが込められた本作。最高に好きな映画です。
ぜひ何度も劇場で見てください!!