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ダイの大冒険96話感想&ドラクエ要素解説

 

こんにちは。てんすけです。

 

ダイの大冒険ドラゴンクエスト大大大ファンです。

 

p-tenchan321.hatenablog.com

 

今週もダイの大冒険最新話が配信されました。



この記事では最新話の感想ゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。

 

 

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注意

ここから先はネタバレあります

 

 

 

ネタバレ感想

 

生きるをする

 

僕が僕を愛しぬくこと

なあ、まだ信じてもいいか。

どこへ向かう旅だとしても。

 

 

生きるをする

 

ダイの大冒険屈指の名シーン

 

いや、このシーンこそがこの作品で描きたかったテーマそのものなのです。

 

バーンとヴェルザー。

どちらも人智を超えた存在。

 

今まさに行われる地上の破壊も、彼らにとってはただの賭け。

 

人間など取るに足らない存在

もはや地上すらも蓋のようにしか捉えていないのです。

 

人間では到底理解できない倫理をもって動く存在たち。

 

じゃあ、人間はそんな存在たちに蹂躙されるだけの存在なのでしょうか?

 

数万年、また永遠という命をもつ神々と比べたら、すぐに息絶えてしまう弱い存在なのでしょうか?

 

いや、違う。

 

人間は弱くはない。

たとえ、生きる時間が短くとも、精一杯生きるのだ。

 

 

一生懸命生きるから人間なのだ!!

 

それは何人たりとも否定できない

大魔王であっても!!

 

私はこのシーンをどれだけ見たいと願っていたことか。

様々な映画、アニメ、漫画、小説など創作物に触れてきました。

 

しかし、これ以上の人間讃歌を見たことはありません。

 

私はポップのこの言葉を人生の格言としてきたといっても過言ではありません。

 

このシーンを、今この時代にしっかり描いてくれたことに感謝します!!

 

 

 

 

You're the Bravest

 

 

君の描く未来へ 何度も

立ち上がれる

You're the Bravest.

 

 

 

勇気ある者。

 

それは誰かに分け与える勇気をもつ者。

 

この絶体絶命の状況の中、たった1人諦めずに戦う者

 

ポップ

君こそがBravest(勇者)なんだ!!

 

ポップだけは諦めない。

たとえ、もうどうしようもない状況だったとしても。

 

特別な力をもたないちっぽけな存在だった。

 

そんな自分の弱さをわかっていたからこそ、今強くなれたのです。

初めてポップがアバンのしるしを光らせたのは、クロコダインとの戦いの前

 

この時はひとかけらの勇気しかありませんでした。

でも、今のポップは違います。

 

誰よりも強い勇気を持っている存在なのです。

あの大魔王にだって、啖呵を切れるほどの!!

 

ポップは臆病で弱かったから、生きることの尊さが理解できたのだと思います。

彼は仲間についていくためにずっともがいていた。

誰よりも自分の弱さに向き合ったからです。

 

思えば、ポップがいつも勇気を出す時は誰かのために戦う時

 

彼の勇気誰かのためのものなのです。

 

だからこそ、ダイは心の底から思ったのです。立ち上がったのです。

 

ダイとポップ。

2人は足りない部分を補いながら、冒険をしてきた。

そして、最後の最後まで!!

 

絶対に諦めない!!

 

 

「閃光のように」ここに込められた意味をそれぞれの局面から歌ったのが前期OPと後期OPだと思います。だから、今回の記事ではそれぞれの歌詞を引用させていただきました。

 

 

小ネタ

 

言いたい!!

めっちゃ言いたい!!

 

フリーザ様とDio様の会話かよ!!

 

実はずっとバーンが「URYYYYYYY!!」って言わないか不安でした。

 

 

ドラクエ要素解説

 

移動呪文ルーラについて

 

黒のコアはヒャド系呪文で凍結して封じることができる。

 

起死回生の一手が見つかりました!!

 

しかし、問題が。

地上爆発まで残り数分

各地にある黒のコアを止めるためには、ルーラで移動する必要があったのです。

 

ダイの大冒険」の世界では、ルーラを使える人材が貴重。

賢者であるエイミも使えないのですから。

 

戦闘後なので、MPが尽きていたのかもしれません。

 

さて、ゲームではルーラはどのような扱いなのでしょうか?

 

実は、ルーラはドラクエ1から11まで皆勤賞の呪文なのです!!

 

そして、意外と知られていませんがルーラは勇者専用呪文として設計されています。

 

これって、当たり前と言えば当たり前。

 

行ったことある場所に戻る必要があるのは、主人公=勇者であるプレイヤーのみ。

そもそも各街や村に暮らしている人はそこから移動する必要がないからです。

 

ドラクエというゲームは、各地へ向かい、そこで出会った人やものにまつわる問題を解決することを繰り返します。

 

すなわち、定住する人当たり前で、旅を続ける人は珍しい存在なのです。

 

だからこそ、ルーラを使える人は貴重

 

ゲームをやっている我々視点ではなかなか気が付きにくい部分を、「ダイの大冒険」ではしっかり描いているのですね。

 

 

このことを理解したのか、弟子であるポップにまずルーラを教えたマトリフはさすがの存在なんですね。

 

 

次回の見どころ

 

次回は……。

 

 

このEDをしっかり聞いてくださいね!!!

 

 

次の話はこちら

 

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