こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
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ここから先はネタバレあります
ネタバレ感想
ロン・ベルクの剣技炸裂！！
星皇十字剣かっこいい！！！
ロン・ベルクやはりあなたは強かった。
しかし、その代償はあまりにも大きく……。
ロン・ベルクは「ダイの大冒険」におけるジョーカーのような存在だったのでしょう。
武器も作れて、自ら剣技もできる。そして凄まじい威力の必殺技ももっていた。
最近でいうと、「呪術廻戦」の五條悟なみのチート感。
こういうキャラをただただ退場させるのではなく、とある人物の成長につながる活躍をさせるとは。
勇者ノヴァ
君よ、起て
君よ、ゆくのだ
これは１９９１年版アニメ「ダイの大冒険」OPテーマの一節ですが、このシーンをまさに物語っているように思います。
ノヴァが見つけた勇者の強さ。
それは
強大な敵を打破する必殺剣をもつ者
どんな絶望的な状況でも諦めない心をもつ者
そうではないのです。
真の勇者とは、他人の心に勇気を湧き起こさせてくれる者。
自分の強さを追い求めてきたノヴァのこれまでの人生。
それは勇者への道ではなかった。
勇者のもつ勇気は自分のために使うのではなく、他人に与えるものだと答えを出したのです。
だから、彼はここで起ったのです。ゆくのです。
限界ギリギリの、自分ができる力をすべて出そうとして！
私はノヴァというキャラクターも大好きです。
なぜなら、彼も自分の弱さを認めて戦おうともがく者だから。
こんなに気持ちが分かるキャラクターはいません。
私自身、この話を読んだ際に彼から勇気をもらいました。
だから、ノヴァは紛れもなく勇者です。
そして、もうひとり彼から勇気をもらった人物が。
ノヴァにとっての第１話
ノヴァに勇気をもらったロン・ベルクは、禁忌の必殺技を使ってザボエラを倒しました。
しかし、先述した通りこれは彼の力と武器をもってしてもあまりにも大きな代償を伴う技でした。
普通なら使いたくないもの。
それを使わせる決意を彼にさせたのは、ノヴァが見せた覚悟。
勇者ノヴァはたしかにいた。
彼の生命の剣がなくてはこの危機は突破できなかったのです。
そして、彼はこの戦いを通じて新たな道も見つけました。
心から師とあおげる人物についていくという道を。
これ、ある意味では勇者という身分を捨てるという選択です。
かつての彼ならこんな道は選ぶことはなかったと思います。
でも、今の彼ならば納得できる道だと理解できます。
ノヴァにとって強さというパラメータは、敵を倒す力ではなくなっていたから。
心の強さこそが人の価値だと、この戦いを通して理解したからです。
だから、彼はその強さを誰かに文字通り分け与えることのできるポジションである武器を作る鍛冶師の道を選んだのでしょう。
鍛治師としてのノヴァの第１話が今始まったのです！！
このシーン、私は「ダイの大冒険」の中で一番好きです。
ドラクエ要素解説
鍛冶システム
ロン・ベルク、そしてノヴァがつく鍛冶師というポジション。
ゲームではどうなのでしょう。
ゲームでは鍛冶師はプレイヤー自身がなります。
そしてアイテム合成システムという形で登場します。
ただし
意外や意外！実はドラクエにはアイテム合成システムは長らくありませんでした。
こちらは、特定のアイテムいくつかを別のアイテムに合成できるというもの。
しかし、これはドラクエにおけるアイテム合成システムのプロトタイプといった感じで、作れるアイテムもとても少ないというものでした。
アイテム合成システムが完成したのは、なんと最新作ドラクエ１１の「ふしぎな鍛冶」です。
材料を集めて、ミニゲームによってアイテムを合成する。
他のゲームにあるアイテム合成システムを、ドラクエっぽく楽しくアレンジしたすばらしいシステムだとおもいました。
次回作では、鍛冶師専門の仲間キャラとか出てくると良いのになと思っています。
次回の見どころ
私はヒムが大好きです！！
彼に一体何が！！
ヒュンケルと再び雌雄を決することになるのでしょうか。
次回からも楽しみすぎます！
