こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
「ダイの大冒険」見るならNetflixかAmazonプライムがおすすめ。
ここから先はネタバレあります
感想
ポップ!お前ってやつは!
わかるわかるよ。
うまくいかなくて困ってどうしようも無い時に、好きな人から恋愛相談される。
こうなっちゃうよね。
めっちゃわかる。
こういう恋愛相談って一番されたくないよ!
めちゃくちゃ個人的な思いが強く出てしまった今回の感想ですが……
気を取り直して、本編。
そもそもマアムが、ヒュンケルのことをポップに相談したのも、エイミの気持ちを知ったため。
このアニメでは、本当にエイミとヒュンケルの関係を丁寧に描いているなと思います。
初めてエイミが気持ちを打ち明けるシーンでは、メロドラマのような演出が入りましたしね。
これは、「慈愛」の魂の力をもつマアムが成長していく過程を丁寧に描くためかなと推測しています。
慈愛とは
親が子供をいつくしみ、かわいがるような、深い愛情。「―に満ちる」
大辞林より
マアムの生き様そのもののような魂の力です。
しかし、彼女は自分を犠牲にして他者に愛を注ぎすぎるという弱点ももっていました。
人を愛することは、ひるがえって自分を愛することにも繋がります。
マアムは分け与える愛の力はとても強い人物でした。
分け与えるということは自分への愛を切り崩すようなもの。
彼女には自分のために他者を愛するという力が欠けているのです。
そこで、彼女とは対になる他者を愛する者エイミを本アニメでは強調して描きます。
マアムは愛に生きる人を見て、自身を見つめ返し成長する必要があります。
どのような葛藤を経て彼女は自分なりの愛の答えを見つけるのか。
楽しみです。
察しの良いダイのアニメオリジナルシーン良かったです(笑)
また、今回の泣きポイント。
この親子のシーンを見れただけで、アニメスタッフにスタンディングオベーションしたい!
ドラクエ要素解説
ドラゴンクエストは、第1作から一貫して主人公の名前は自分で決めることになっています。
これはプレイヤーが物語に入り込みやすくするための、こだわりぬかれたシステム。
そのため、ドラクエ5ではみんな本気で迷うんですね。
さて、主人公と違って他の仲間キャラクターについてはどうでしょう。
ドラクエでは、主人公とはこのようなシステムのため、サブキャラクターによって話が動くようになっています。
ドラクエ11は彼がいないと物語が進まないくらいでもあるので。
また、ポップとマアムのように恋愛(?)関係となるキャラクターもいました。
ドラクエ4のアリーナとクリフト。
ただ、彼女らがこのような関係であるとはっきり描写されたのは、もともとのFC版ではなくPS版から。
ある機能が実装されたからなんです。
それは「はなす」コマンド。
もともとこのコマンドは、NPCに話しかける時に使うものでした。
しかし、ドラクエ7からは目の前にNPCがいない場合は仲間キャラクターに話しかけるというコマンドとなったのです。
7以降はリメイクした過去シリーズにもこの機能は実装。
今までのキャラクターが深堀りされ、ストーリーに深みも増していったのです。
そんな「はなす」コマンドが実装されたドラクエ7は、なんとダイの大冒険連載終了後に開発が始まったタイトル。
ドラゴンクエストの世界をゲームから飛び出して、キャラクターが生きているように描いたダイの大冒険は、後のシリーズのストーリーにも大きく影響を与えていますね。
ドラクエ4の「はなす」は4コマ劇場の影響受けまくってて面白いですよ。
次回の見どころ
なんかやっぱり2期になってから、スローペースになってますね!
もしかしたら、11月の第1話放送日に最終回を合わせているのかもしれません。
そして、次のヒュンケルのエピソードはめちゃくちゃ好きなので楽しみです!