こんにちは。てんすけです。
今週もダイの大冒険最新話が配信されました。
この記事では最新話の感想とゲームドラゴンクエストの設定が現れているシーンについて解説していきます。
「ダイの大冒険」見るならNetflixかAmazonプライムがおすすめ。
ここから先はネタバレあります
感想
でろりん再登場でも安定のダサさ!!!
(褒めてる)
三条先生はニセ勇者パーティーこそが、実際にゲームをプレイしている人の目線だと語っていました。
だから、彼らが出てくるとちょっとホッとするんですよ。
今回は勇者が敗北し、魔王軍が地上を蹂躙する様子が詳細に描かれた回だから、彼らの登場は小休止となってよかったです。
さて、大魔王によって破れたダイは、竜の騎士を生み出した聖母竜マザードラゴンによってその魂を神の世界へ運ばれようとしていました。
しかし、死んだのはバランの魂であり、ダイはまだ生き返れることが分かります。
ここでバランが登場し、ダイが「とうさん」と呼びかける。
もう一度言葉をかわせてよかったと思う反面、父と2度別れをするというのは相当なダメージだと思います。
果たしてダイは立ち上がり、大魔王に再び挑むことができるのでしょうか?
小ネタ
アニメはロモス関連のオリジナル描写が豊富でいいですね!
この町の名前は、原作でもなかったので判明してよかったです。
フォブスターが連絡係を担っていたのも今回しっかり描かれていました。
ダイパーティー以外のキャラの活躍もしっかり描かれているのが、ダイの大冒険の良さです。
ここをアニメでも落とさず描いてくれるの嬉しいです!
しかし
ベンガーナ王のかっこいいところカットかー!!
アニメでは、うろたえていない様子は描写されてたけど、このセリフは欲しかったなー!!!
ドラクエ要素解説
今回のストーリーでは「ラスボスに勇者が敗れた後の世界」が描かれました。
実は、ゲームでは一時的にボスに敗れるというストーリーはよくあります。
有名なのは4のキングレオと5の石化イベントでしょうか。
しかし、ラスボスに勇者が敗れて世界が支配されるという描写がされたのはダイの大冒険が初めてです。
すなわち、世界をほぼ意のままにできたのは大魔王バーンがドラクエシリーズ始まって以来初の存在なのです。
大魔王によって平穏が崩される。この絶望的なストーリーは週刊連載の少年漫画ではありがちですが、ゲームではマップが変わってしまうという制約もあるのかなかなか描かれることがありませんでした。
しかし時は流れて
ドラゴンクエスト11にて、このラスボスに勇者が敗れるというストーリーが描かれたのです!
ストーリー中盤に勇者パーティーは魔王ウルノーガによって敗北します。
その時の様子は……
・勇者のつるぎが魔王に奪われる
・仲間がバラバラになってしまう(囚われた者もいる)
・世界中の王国や町が破壊され尽くす
と、ダイの大冒険での描写とほぼ同じ。
最新作ドラクエ11はこの世界崩壊イベントが中盤にあることによって、ゲーム後半までワクワク感を持続させたままプレイすることができるようになっています。
ダイの大冒険もそう。ここでストーリーとしての谷があるから、この後の展開が盛り上がるのです。
最新作にストーリー面でも影響を与えるダイの大冒険。
今後登場するドラゴンクエストシリーズにもたくさん影響を与えていそうで今からワクワクしています。
ちなみにドラクエ11は魔軍司令が出てくるなど、ダイの大冒険を見た人なら楽しめる要素盛り沢山なので、未プレイの方はぜひ一度プレイしてみてください。
11は私の1番好きなドラクエ作品です。
小ネタ
マザードラゴンのこのセリフは知る人ぞ知るあのメッセージ。
ドラクエ1での負けメッセージ。
細かいところですが、こういう所でもドラクエ要素を入れてくるので大好きです!
次回の見どころ
サブタイトルが素晴らしい
第2話でのダイとレオナ以来のダイと〇〇サブタイトル。
原作読者なら分かると思います。
このサブタイはここ以外ありえないと。
次回も目頭が熱くなりそうです!